自由民主党・衆議院議員
木原誠二

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ブログ

2016.01.21

外国から多くのお客さんを迎えて

今週は、外国からのお客様に多くお目にかかっていますので、その一端をご紹介したいと思います。

先ず一昨日19日(火)は、ブータン王国のワンチュク経済大臣と会談。ブータン王国については、2011年、国王・王妃両殿下が訪日された際、福島をご訪問され、被災者の皆様に連帯のお気持ちをお示しいただいた、あのお姿を記憶されていらっしゃる皆様も多いのではないでしょうか。

その後、私も外務政務官時代にお目にかかったトブゲー首相が2014年に訪日され、日・ブータンの新たな時代の扉を開かれました。ブータンは安価な電力とFTAを結ぶインドとの深い関係などから、巨大な市場に成長する可能性を秘めたインドへの入り口として期待を集めています。また、GNP(国民総生産)ではなくGNH(国民総幸福)という、経済の量よりも質を重視する新たな概念を導入したことでも知られます。我が国は、引き続き、ブータンの農業の近代化やインフラ整備をお手伝いしていきます。

昨日20日(水)は、コートジボワールのアシ経済インフラ大臣と会談。西アフリカの大国の一つであるコートジボワールもまた、2014年の安倍総理訪問以来、関係が強化された国であり、本年アフリカでの初開催となるTICADⅥの成功のために大切な国です。日本企業の進出や投資を促進するため、適正な法執行や腐敗の防止が重要であることなどについて率直に意見交換をしました。

同日には、国連のカレ・フィールド支援局長とも会談。フィールド局長とは、国連が世界各地で実施するPKOや特別政治ミッションの実際の現場の管理を担う責任者。昨年の安保国会で成立した改正国際平和協力法に基づいた日本の貢献に強い期待をいただいた他、PKOの実際の現場における日本の高い施設整備や建設技術あるいは通信技術などの活用への期待をいただきました。

その後、日中友好協会の新年会で来賓としてスピーチした後、夕刻はアジア不拡散協議のレセプションに参加し、各国代表団と意見交換。核・大量破壊兵器の不拡散に関する事務レベルの実務的協議機関ですが、北朝鮮が4度目の核実験を実施した中、中国の代表団も参加し、実り多い議論ができました。

ということで、こうした外務省での活動の詳細については、外務省ホームページhttp://www.mofa.go.jp/mofaj/p_pd/dpr/page24_000498.htmlをご覧ください