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2006年06月04日

教育シンポジウム2006~道徳教育再検証~

日本青年会議所関東地区東京ブロック協議会主催の教育シンポジウムにパネラーとして参加させていただきました。


このシンポジウムは、昨今みられる青少年による犯罪の増大、いわゆるきれやすい子どもの増加、学校に馴染めない子供の増加といった、子どもに関わる危機的状況を解決するにあたって、道徳教育が改めて必要なのではないかという問題意識から、開催されたものです。

教育に関して論じようとなれば、短い時間ではなかなか難しい面もありましたが、有意義な議論ができたと思います。私の主張したことを極々簡単に要約しますと、次のようなことになります。

◇第一に、「先生と子供」、「親と子供」、「大人と子供」、こういう関係をしっかりと構築しなおすことが大切です。例えば、先生と子供では立場が全く違うのです。それを、無理矢理同一の土俵に乗せようとするからいけないのです。


あるいは、先生が子供の目線まで無理矢理下がってしまうからいけないのです。理屈抜きに、子供は先生に一定の敬意の念を持つようにしていく必要があります。あるいは、家庭でも、例えば、英国の場合、大人が家庭で行うパーティーに子供達がワーワーと参加するようなことは許されていません。


一定の時間がくれば強制的に寝かされてしまいます。また、子供部屋でテレビを持つようなことも許されていません。すなわち、大人と子供は違うのだ、それぞれが分をわきまえるということです。


◇第二に、大人がしっかりするということです。その一つとして、大人が自信と勇気を持って子供を「叱る」ということを実践しなければいけないと考えています。また、単に「叱る」のではなく、大人が子どもたちに対して責任を持ち、努力をしていくことが大事です。具体的に言えば、しっかりと教える、伝える、行動する、努力を大人がすることです。


なぜならば、『学ぶ』というのは、『まねる』を語源としているからです。地に足を据えた、しっかりとした大人を見ることで、子どもは人間的にも道徳的にも、確実に成長していくと思います。

◇第三に、教育にあたっては、地域での取り組みが非常に重要であり、地域社会、地域コミュニティーが子どもの教育に重要な影響力を持っています。しかしながら、核家族化や少子化などによって、地域社会(ご近所さん付き合い、自治会)関係はますます希薄化してきており、かつてのような地域社会を再構築することは、なかなか難しいのが現実です。

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そこで、私は、学校を地域コミュニティーの基礎と考え、学校に地域の大人がそれぞれ参加する、そして学校から様々な発信をしていくことが大事だと考えます。コミュニティー・スクールの発想などが重要だと考えています。


◇第四に、子どもたちに『読書』をさせることも重要です。「学ぶ」は「まねる」ということだと書きましたが、同時代を生きる大人を「まねる」だけでなく、歴史上の偉人などを「まねる」ことも大切です。読書をし、先人の知恵を学び、歴史を学ぶ。それが、子どもの道徳観の向上につながると考えます。


私は議員になっていなかったら、将来教師になりたいと思っていました。まだまだ多くのことを書きたいのですが、本日はこの辺りにとどめたいと思います。子どもたちの明るい未来のために、これからも頑張ってまいる所存です。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

投稿者 kiharaseiji : 2006年06月04日 12:53

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