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2006年11月29日

〈税制調査会スタート〉

いよいよ自民党税制調査会がスタートしました。税制は国の根幹。毎年度の税制改正は、自民党税調、そして自公の与党税調で議論され決定されてきました。税制改正は、増税・減税両面ありますが、増税となれば選挙の洗礼を受けた政治の手で、決定せざるを得ませんし、減税もまた同様です。28日・29日には、自民党の各部会からの税制改正要望を、税調でヒアリングする手続きが進められました。

私は日頃、社会保障制度・少子化問題などを担当する厚生労働部会、財務・金融を担当する財金部会、産業政策・エネルギー政策を担当する経産部会を中心に活動しており、担当部会のヒアリングに出席しました。次年度税制改正における私の課題は、

①証券税制(10%の軽減税率)を維持すること
②減価償却制度について、全額償却が可能となるよう緩和を図ること
③同族会社の留保金課税を撤廃すること
④障害者を雇用する企業に対する軽減措置の基準緩和
⑤少子化対策に関する減税措置

などであり、許された範囲内で発言をさせて頂きました。12月中旬まで議論が続きます。また報告します。

投稿者 kiharaseiji : 16:01 | コメント (0)

2006年11月26日

〈素晴らしい中学生の少年とのその後〉


感動のあまり先日ブログで紹介した素晴らしい中学生の少年。その後、お礼の手紙をいただきました。

この手紙がまたまた心温まるもので、感謝感激。「木原議員に教えて頂いたことを生かし、一生懸命良いレポートを書きたいと思います」。今時これだけの手紙をかける中学生がいるのかと思うと、正直嬉しくなります。

最初突然お手紙をいただいて、東村山の事務所でお会いして、意見には隔たりはあったけど、じっくりと話をし、最後はお互いに持論を戦わせ、そして丁重なお礼状をいただき、こんな素敵な出会いを少年とできたこと、本当に感謝です。

今本当に必要なのは、21世紀を切り拓いていく若者の力とやる気です。

これからも若い世代とどんどん交流していきたいと思います。

ところで、「一生懸命良いレポート」がどんなものに仕上がったか、是非見せていただいて、再度少年と議論したいものです。

投稿者 kiharaseiji : 01:53 | コメント (0)

2006年11月22日

〈新潟県の拉致現場視察〉

衆議院北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会(拉致問題特別委員会)の委員派遣で、新潟に出張し、横田めぐみさんの拉致現場の視察、曽我ひとみさんとの面会、新潟県・新潟県警・関係市長・救う会新潟の皆様との意見交換などを行い、18時に東京駅に戻ってきました。

9時に東京駅に集合。小島拉致問題特別委員会委員長を筆頭に与野党14人の委員が参加。11時に新潟駅に降り立って早速バスに乗り込み、万景峰号が入港していた新潟西港を視察。その後、横田めぐみさん拉致の現場を歩いて視察しました。

横田めぐみさんが通っていた寄居中学校の校門でバスを降り、横田めぐみさんのご自宅があった付近まで数百メートルを歩きました。当日、めぐみさんは学校のバトミントンクラブの活動を終えて、友人二人と下校。途中、友人二人とそれぞれ別れ、最後に一人になったのが、自宅からわずか200メートルぐらいのところ。
3人が下校をした学校からの一本道の通学路は、周りに住宅はあるものの、夜になると薄暗い道。当時は今のように車の通行もなく、夕方はかなり寂しい通りだったと思われます。一人になっためぐみさんは、突然、北朝鮮の工作員に取り囲まれ、車にでも押し込まれたのでしょう。拉致現場から海岸までは数百メートル。一気に海岸に連れていかれ、工作船で北朝鮮まで拉致されたものと思われます。
北朝鮮の工作員に取り囲まれたときの恐怖、薄暗い船の中での恐怖、13歳の少女を襲った突然の悲劇を思うと自然と涙が溢れてくる。あれから30年・・・。

その後、新潟県庁に移動し、曽我ひとみさんのお話しを伺うことができました。曽我さんはお元気な様子でしたが、そのお言葉は長い長い苦しみの経験から搾り出される切々とした思いに溢れていました。

「一日一時間が大切。少しずつ落ち着きを取り戻しているが、むこうにいる時のこと、母のことを考えると、涙が止まらないことがある。むこうにいるときは、何時になったら誰かがきて助けてくれるのだろうかと思っていた。日本からの代表団がくるたびに、ああ来たんだと思い、一日二日すると帰っていってしまう。その様子を見ていて、日本では私が拉致されたことを知らないのだろうか、何時になったら呼んでくれるのだろうと思っていました」

1978年に拉致されて2002年に帰国するまで、24年にわたり祖国のことを思い、祖国の助けを信じ、幾度となく裏切られてきた曽我ひとみさんの胸のうちを思うと、安穏と日本で過ごしてきた自分が恥ずかしくなる気持。

現在、拉致被害者として認定されている方々は16人、この方々以外に、拉致被害者としての認定を待ち望む特定失踪者の皆様が多数いらっしゃる。何としてもこの方々を祖国に取り戻したい、取り戻さなければならない。幸は安倍政権は、安倍総理、塩崎官房長官、中山恭子総理補佐官の3人の体制で拉致問題に全力で取り組む姿勢を鮮明にしている。私も、衆議院の拉致問題委員会の委員として、できる限りの活動をしていく、その決意を新たにした一日でした。

投稿者 kiharaseiji : 10:33 | コメント (0)

2006年11月12日

〈ある中学生の来訪〉

今日は一人の男子中学生さんが、地元東村山事務所まで訪ねてきてくれました。

先週、国会の事務所に一通の手紙が届きました。差出人はその中学生の少年。内容は、「憲法9条の改正について話を聞きたい。後で事務所に電話します」とのこと。数日後にかかってきた電話で相談をして、今日、東村山の事務所まで来てもらったわけです。1時間以上かけて話をしにきてくれた少年にまずはビックリ。そして、30分ぐらい、憲法改正についての質問に答えさせていただきました。もっと驚いたことは、よく勉強していること、そして考え方がしっかりしていること。彼の考えは、①日本は不戦を定めた憲法9条をしっかり堅持すべきである、②日本が軍隊を持てば、かえって相手が脅威を感じてしまい、攻撃される可能性が高まる、③したがって、日本は自衛隊そのものも廃止すべきである、ということと要約できると思います。

少年は、自分の考えの具体例として、北朝鮮問題についても語ってくれました。「北朝鮮が万が一日本を核攻撃などしようものなら、世界中から即座に攻撃を受けて体制が維持できなくなってしまうことは金総書記もわかっているはずで、北朝鮮が日本を攻撃するなどありえない。だから、自衛隊を持つ必要はないし、持っている方が危険」と説明してくれました。私は彼の考えとは正反対ですが、しかし、中学生にして、そこまで真剣に考えている少年がいることに正直感激しました。まだまだ我が国も捨てたもんじゃない。

憲法に9条に関する質問への回答とは別に、私なりにお話させていただいたことは、現実の厳しさです。例えば、アフリカの自然界はもとより、動物園に行っても、ウサギや羊もいるけどライオンやトラもいます。動物園がウサギや羊やシカだけなんてことは普通考えられません。国際社会も同様で、ウサギや羊もいれば、米国や中国のようなライオンもいるわけです。今は日本も米国というライオンの陰に身を潜めて、他のライオンやトラから身を守っています。しかし、何時でも、どんな時でも、どんな状況でも、この米国というライオンが日本という羊を守ってくれるかどうかは分からないわけです。ライオンだって疲れるときがあるし、眠ってしまうときもある、傷ついているときもあります。1%の可能性でも米国というライオンが機能しない事態が考えられるのであれば、自分の身は自分で守る努力もしておかなければなりません。また、ライオンも自らのことを守る意思も能力もない羊を守るよりも、多少なりとも意思や能力をもった羊を守る方が守りやすいということもあるのではないでしょうか。そんな、お話をさせていただきました。

それにしても、中学生の少年が、日本の安全・平和ということについて一生懸命学ぶ姿勢に一日感動し通しでした。

投稿者 kiharaseiji : 19:42 | コメント (0)

2006年11月11日

〈東村山市民産業まつり・東久留米市民みんなのまつり〉

午前中は、東村山市民産業まつりに参加しました。今年で第45回目の開催となる東村山最大のイベントです。私も東村山市民として、様々な展示・出店を堪能させていただきました。また多くの市民の皆様から、心あふれる励ましのお言葉をいただきました。ありがとうございました。午後は、東久留米市民みんなのまつり農業祭・商工祭に参加しました。農業祭が第30回目、商工祭が第35回目、合併して今年で第27回目の開催となります。東久留米駅西口~市役所までの区間、まろにえ富士見通りを歩行者天国として、多くのブースが並び、市民プラザと西口北公園も会場となるなど、大変、大きな祭です。農業の会場では、農家の皆様が丹精こめた作物の品評会が行われておりました。いずれも甲乙つけがたい作品と感じました。商工の会場では、様々なイベントや展示会また、各種団体・法人会の市民相談など、とにかく人、人、人のまつりした。


投稿者 kiharaseiji : 22:35 | コメント (0)

2006年11月10日

(東村山駅西口再開発について)

東村山駅西口の再開発事業について、数人の方からメールで貴重なご意見を頂戴しましたので、私の考えを記させていただきます。西口再開発事業に対しては、賛成される方、反対される方、双方の皆様から活発な議論があります。

私自身は、西口再開発事業は、東村山市の未来にとって重要と考えております。

第一に、安全性の向上が挙げられます。現在、東村山駅西口は狭く雑駁で危険な場所となっています。私も西口をよく利用しますが、車が歩行者とすれすれのところを走り、また、対向車とすれ違うことが難しいほどです。西口再開発によって駅前および周辺の道路が拡張されれば、通行する歩行者、車双方にとって安全性の向上につながると考えております。防災の観点からも、駅周辺の狭い枝状の道が整備されれば、安全性の向上が図られます。

第二に、利便性の向上が挙げられます。現在駅前には、ロータリーと呼べるほどのロータリーがありません。そのため、送迎車の待機場所がありません。バスは方向転換機を使って向きを変える状況です。また、駅には市民の憩いのスペースなどもありません。駅前広場・ビルを含め、再開発が進めば、駅前にはロータリーが、ビル内には市民交流ゾーン・行政窓口などができ、利便性が向上すると考えられます。

第三に、東村山駅西口を基点とした多摩地域の活性化が挙げられます。東村山駅西口側には、都内唯一の国宝である「正福寺」、菖蒲で有名な北山公園、貴重な縄文遺跡を見ることのできる「下宅部遺跡」などがあります。また、うどんを中心とした食文化にも恵まれております。更に、西口方面からアクセス可能な東大和市には緑豊かな狭山丘陵地帯・多摩湖、武蔵村山市には野山北公園などがあります。東村山駅西口を起点・窓口として、広域的な地域活性化への道がひらけるものと考えます。

以上西口再開発が重要と考える主な理由をあげましたが、他方で、「100mの高層ビルはいらない」など反対意見も多く聞かれます。同様に、東村山市の財政状況にかかる懸念も指摘されています。納税者からすれば当然の懸念であり、貴重な意見だと思います。本当に新規事業を始める余力があるのか、市において十分な検証が必要であるのは言うまでもありません。

そこで、そもそも何故ビル建設が必要かといえば、駅前の多くの地権者の方々が駅前広場の建設には協力したいが、同時に駅前から他の場所へ移転されることには躊躇されているからと聞いています。長年慣れ親しんだ土地に対する愛着は誰しもが持つ自然の感情です。このため、他に移転することなく駅前の再開発ビルで営業や居住を継続できる今回の方式が採用されたものと理解しております。

また、今回の再開発事業にかかる費用について少し整理をすると、総額136億円のうち、税金による負担は92億円、更にそのうち44億円は国と都の負担です。したがって、全額が市の負担となるわけではなく、実際に市の負担となるのは48億円と説明されています。そして、この48億円の市の負担のうち高層ビル建設にかかる部分は5億円にとどまり、残りの大半は、電線の地中化や周辺道路の整備に使われる予定です。何故、高層ビル建設にかかる市の負担が5億円にとどまっているのかといえば、高層化によって確保できるマンション床を不動産業者に売却することで、事業費の一部を手当てすることができると説明されています。

こうした事実関係を整理したうえで、財政の問題については、後世に負担が残る重要な視点ですから、再開発事業によってもたらされる便益と費用負担の重さのバランスを慎重に判断する必要があります。市行政当局、市議会において既に検討・検証がなされてきたと理解していますが、引き続き、市民の皆様のご理解を得られるよう丁寧に説明していく必要があると思います。

西口再開発事業による安全性・利便性の向上を梃子に地域の活性化が図られ、それが東村山市および周辺地域、ひいては多摩地区全域の発展につながっていく必要があり、今後とも皆で知恵を出し合っていかなければなりません。

投稿者 kiharaseiji : 11:21 | コメント (3)

2006年11月04日

大隈塾シンポジウムに参加しました

午前中は東大和市農商工まつりに参加しました。農業まつりと商工まつりが同時に開催されるもので、今年で第10回目の開催となります。農業まつりスペースでは、地元の農家の方々が野菜を持ち寄り、威勢よく販売をしている姿が印象的でしたが、その中でもひと際目を引いたのが、野菜宝船。私の身長よりも高く、白菜、さつまいも、ブロッコリー、かぶなどが堆く積まれている様子は圧巻でした。この野菜宝船の野菜は5日の日に配られたそうです。


午後は、早稲田祭(早稲田大学の学祭)の中で開催された大隈塾シンポジウムに参加。

司会は、田原総一朗さん、パネリストには、野口美佳さん(ピーチ・ジョン社長)、大隈塾生の山野井君、そして私を含め、計4名の構成で行われました。

テーマは『日本の将来を創っていくリーダーになるためには』。私はリーダーにとって重要なものは、①運を持っていること、②行動力、③責任感、の3点だと思います。これを兼ね備えた人物として、私が英国大蔵省に出向していた際にお会いし、以来ずっと尊敬している、サッチャー元英国首相があげられます。このことがよく分かる事例としては、サッチャーの教育改革に対する事例です。英国全土の学校を丁寧に歩き、教育改革の必要性を説き、教育改革を自らの行動力で実現した、その姿勢はまさにリーダーの鑑だと感じました。

ただ注意しなくてはいけないことは、リーダーには「賞味期限」があるということです。換言すると、ある時代のパラダイムの中では必要だったリーダーも、一定の期間の経過あるいはパラダイムシフトによって不要となってしまうということです。それは歴史を回顧すれば自明です。例としては、明治維新の際の西郷隆盛、またサッチャーも然りです。

リーダーを育成するには、やはり出る杭は打たれないようにする教育が必要だと考えます。現在教育基本法改正が俎上にのり、争点となっていますが、リーダー教育という点も視野にいれて、議論をしていくことが重要だと思います。一国を変えるのは、いつの時代も事務能力の優れた『エリート』ではなく、優れた指導力を持った『リーダー』であるからです。



投稿者 kiharaseiji : 20:13 | コメント (0)