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2006年12月30日
(プリクラ初体験)
午前中、地元東大和市のBig Boxに寄ったら、子供達が何かの機械の前でワーワーやっていました。何やっているのかなと思ったら、プリクラっていうもので・・・。一緒にいた東村山市のテニス仲間と試してみることに。遂にやりました。36歳にしてようやく「プリクラ初体験」。これは優れもんです。私は髭も濃く、色黒の顔をしているのですが、出来上がったプリクラは、天使のように白くて美しい顔に修正(?)されています。しかも、写真をとった後、文字を書いたり、絵を入れたり。これぞ、日本の独創性ってやつだな、と思いながら熱中しました。
ひとしきり感心しまして、年末最後の挨拶回りへ出発。
その途中でばったりと会った会計士の方から「ブログ見てますよ。更新を楽しみにしています」との温かいお言葉。加えて、「前回の税制改正の話の中で、企業活性化が重要というのは、半分納得、半分不満だった」とのお話をいただきました。その後うーんと考えてみると、ちょっと言葉が足りなかったかなと反省。
12月18日のブログで「企業の業績が伸び悩めば、先ずはじめにシワ寄せを受けるのは「弱者」です。「弱者」に手厚い政治をしようとすれば、経済を成長させ、企業に元気になってもらう必要があります。」と書かせていただきました。企業が元気になって日本経済をひっぱっていかなければ、弱者保護といっても実行は難しいっていうのは、今でも正しいと思っています。
ただ、最近、企業が元気になって稼ぐようになっても、その稼ぎを従業員に回さなくなっているという現実があります。例えば、企業業績が回復しても、パートや非正規雇用を正規雇用に変えていくことに積極的でないといったことがあります。「労働分配率」が上がっていかないわけです。かつては、企業は利益が出ると従業員の給料、特にボーナスアップで還元しました。ところが、最近は、空前の利益を上げてもなかなか給料を上げようとしない。一つの要因は、国際競争が一段と激しくなっている中で、労働分配率を上げると競争力を失ってしまうと恐れるからです。また、買収リスクもあるので、利益を給料にまわして従業員に還元するよりも、競争力強化のための設備投資などに振り向けることが優先される。
昔は「ダム理論」っていうのが言われていて、大企業が潤うと、溢れた水が中小企業に回って、更に溢れて従業員に届いていくとされていました。だから、先ずは上流のダム、つまり大中の企業のところを満タンにしなければいけない、というのが常識だったわけです。しかし、どうもこれからは、この「ダム理論」っていうのは通用しないのかもしれません。
であれば、企業を税制改正で元気になるように後押ししても、国民が潤うわけではないという意見も出てくるのだと思います。ただ、企業がある程度利益を上げる体質になって、国の経済力すなわちGDPが上がっていかないといけないのは事実です。したがって、企業、特に中小企業のための税制改正自体は必要なことです。大切なことは、パートとか非正規雇用などに関わる労働法制の整備も併せて実施することかもしれません。
そうでなければ、企業だけが潤うということにもなりかねませんから・・・。
幸い、来年は、私が所属する厚生労働委員会でも労働法制の在り方が議論されていきます。議論を尽くさなければと考えさせられる、基調なコメントをいただいた一日でした。
ではでは、今年も本当にお世話になりました。
(追伸)そういえば、夕方、杉村太蔵さんから電話がありました。「今年も一年お世話になりました。また来年もテニスしましょう」といつも通りの明るい声でした。加えて「夕張市再生プロジェクトチームの座長になりました」だそうです。私の役人人生最後の仕事は岩見沢税務署長。岩見沢税務署は夕張市も管轄をしていましたので、夕張市は私にとっても縁のある地ですから、サポートできることはサポートしたいなと思います。
投稿者 kiharaseiji : 2006年12月30日 14:22