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2007年05月30日

〈一生懸命の役人、いいかげんな役人〉

本日は、午前中から夕方7時ごろまで、厚生労働委員会と内閣委員会をいったりきたり。厚生労働委員会は与党提出の年金救済特例法案、内閣委員会は公務員制度改革について議論をしております。残念ながら、本日の厚生労働委員会も先週金曜日と同様、荒れた採決となりました。年金は国民の老後の安心を支える最も重要な制度、与野党ともにあまり熱くなるのではなく、冷静に落ち着いて議論することが大切だなとあらためて感じた一日でありました。しかし、それにしても、本日の審議でも浮き彫りになったのは、社会保険庁のずさんな体質です。年金の記録漏れ、支給漏れが1件でも見つかれば、普通の保険会社ならば直ぐに営業停止、行政処分を受けるところですが、親方日の丸の社会保険庁にはそうした危機意識もない。そういう意味では、政府が提案する社会保険庁を解体して非公務員型の法人にするのは適切な対応だと、あらためて思います。

同時に、痛切に思うことは、今回の問題でも誰も責任を取っていないということです。かつては役所で不祥事があれば、役人も責任をとったものですが、今回の社会保険庁の一連の騒動では、どなたも責任を取ろうとしない。

この無責任体質も是正していかないといけないな・・・、そんなことを考えながら議事堂内を歩いていると、昔の同僚にばったり。聞くと、ある議員へ資料説明に来たということでしたが、「この一週間、ほとんど毎日徹夜だよ」との話。大半の公務員の皆さんは、本当に寝る時間も削って仕事に取り組んでいただいているのに、一方で、社会保険庁のような不祥事も起こる。割り切れない思いで地元への帰路につきました。

投稿者 kiharaseiji : 20:07 | コメント (0)

2007年05月28日

〈年金記録漏れ〉

週末は、清瀬青年会議所が主催する「わんぱく相撲・清瀬場所」や各地で開催された「さつき祭り」、東村山市の空堀川の「川祭り」など、各地の行事に参加をさせていただきました。

空けて月曜日、今朝、朝刊に目を通すと、安倍内閣支持率急落の記事。予想していたとはいえ、正直動揺します。支持率急落の要因は、第一に繰り返される官製談合事件、第二に未統合となっている年金の問題、であろうと思います。このうち、年金の問題は、私自身も所属する厚生労働委員会で、先週金曜日に政府・与党案、つまり、社会保険庁を廃止して非公務員型の法人を設立する案ですが、この案が可決されました。

法案の審議の過程で明らかとなったのが、年金の記録漏れ・支給漏れの問題。97年に国民お一人お一人に基礎年金番号を新たに割り当てた際、それまでは国民年金と厚生年金の加入者それぞれに年番号が付与されており、複数の年金番号を持つ方もいらっしゃったわけですが、転職や転居、結婚などによる姓の変更などを捕捉しきれずに、統合が十分にできなかったのが基本的な要因であります。

年金制度は、支払った保険料に応じて給付を受ける制度である以上、保険料の支払いが記録されていないというのは、致命的なミスと言わざるを得ません。残念ながら社会保険庁は、統合の際のコンピューターへの入力をアルバイトに任せていたり、氏名の読み方なども十分にチェックしていなかったことが明らかになっています。もちろん、市町村から社会保険庁に書類が送付されなかったり、企業・事務所から申し出がなされていなかったケースなど、必ずしも社会保険庁の責任を問えない事例もあります。

しかし、はっきりしていることは、加入者・国民の側には責任はないわけですから、真面目に保険料を支払った方々に迷惑が及ばないよう、政府・与党としても、適切に対応しなければなりません。

そもそも、制度改正に伴う統合作業によって混乱が生じることは当然に予想できたはずで、10年前の1997年の時点で、リスク・シナリオをたてて、加入者へ領収書保管をお願いするなどの対策をとっておくべきだったわけですが、今となっては後の祭りといえます。

最悪の事態を想定しておくという民間あるいは国際的には当たり前のことが、社会保険庁ではなされていなかったということです。やはり、社会保険庁は解体して非公務員型の新たな法人に衣替えするしかないと思います。同時に、支給不足がどの程度あるのか早急に調査をし、支給不足の方には、時効にかかわらず支払いをしなければなりません。今国会に救済法案を提出することで安倍総理の指示が出ておりますので、しっかり取り組んでいきたいと思います。

それにしても、政府・与党の対応が後手後手に回ったことは素直にお詫びをしなければならないと思います。


このブログを書いている途中、松岡農林水産大臣の自殺の報に接しました。都市農業の活性化に取り組む若手議員の活動にも理解を示していただき、ご支援いただいておりましたし、今後のWTO交渉などでも指導力が期待されていただけに、大変残念な思いです。心よりご冥福をお祈りいたします。

投稿者 kiharaseiji : 13:15 | コメント (0)

2007年05月12日

〈地元の歯科医師会の皆様と交流〉

今日は、夕方4時過ぎに下関から戻ってきて急いで地元に戻り、地元歯科医師会の皆様との勉強会に参加してきました。

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歯科といいますと、何だか虫歯を治してもらうところとばかり思いがちですが、口は食事の入り口。口の健康が身体全体の健康に極めて重要ということが、勉強会を通じてよく分かりました。口の周りのマッサージを徹底して行い、噛み合わせを調整して、入歯を調整して、しっかり食べられるようにすることで、健康が回復していく例も多々あります。今後の介護予防、メタボリックシンドローム対策においても、口の健康対策が効果的です。

私も自民党厚生労働部会の下に設置された「歯科医療に関するプロジェクトチーム」の幹事に指名されましたので、歯科の重要性をしっかりと訴えながら、歯科と医師の連携、歯科と介護の現場の連携、歯科医療の環境改善などの諸課題に取り組んでいきたいと思います。

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投稿者 kiharaseiji : 23:46 | コメント (0)

〈日韓議員交流〉

5月11日の夜から、山口県下関で開催された日韓議員交流「日韓未来構想2007下関セミナー」に参加してきました。これで三回目の開催で、私自身は連続三回の参加となります。日本側は自民党・民主党から合計9名、韓国側は与党ウリ党、野党ハンナラ党から併せて8人の参加でした。下関で開催されたのは、自民党側の代表的立場の林芳正内閣府副大臣の地元に集合したということです。次回は、韓国側で開催されることになります。

会議は3つのセッションに分かれて討議を行いましたが、私は日程の都合上「北東アジアを巡る国際情勢」を議論する第一セッションのみの参加となりました。北東アジアの安全保障、とりわけ北朝鮮の核問題などを中心に議論が進みましたが、3回目ともなるとお互いに気心も知れてきており、第一回、第二回とは避けぎみであった歴史問題などの突っ込んだ議論にも発展しました。あらためて、韓国側と日本側の歴史認識の違いに気づかされる良い機会となりました。私は常々言っているのですが、「いじめた側といじめられた側、学校のいじめでも同じですが、いじめた側は忘れようとするし、いじめられた側はいつまでも覚えてようとする。いじめた側にとってはいじめとは思っていない何でもないことでも、いじめられた側にとっては重大なことがある」わけで、当時強い立場にいた我々がしっかり自制心を発揮することが大切だと、痛感した次第です。

それにしても、こうした若い世代の日韓の議員が交流することが、両国の将来を切り開く一助になると信じたいと思います。

投稿者 kiharaseiji : 17:42 | コメント (0)

2007年05月09日

〈山形県の教育現場を視察〉

教育再生特別委員会の地方公聴会が福岡と山形で開催され、委員として山形の公聴会に参加し、意見陳述人に質問をさせていただきました。

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公聴会は午後1時から3時過ぎまでの日程でしたが、公聴会の前には、山形市立第一小学校を視察してきました。第一小学校は、①障害を持つお子様も一緒に学ぶ学校、②国指定有形資産としての旧校舎を保存しながら新校舎で学ぶなど、伝統と歴史を重んじながら未来への創造も大切にする教育、③地域社会に開かれた学校、④地域社会に開かれているだけでなく校内も教室の壁が取り払われているなどオープンな構造を採用、など魅力溢れる学校でありました。我々が訪問した際には、生徒が校庭の横に作られた本格的な土俵で相撲を取っていました。そして、その土俵の周りには多くの保護者の皆様も参加をされていました。

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学校現場で多くの工夫を重ねながら教育の質の向上に努める先生方の姿を見せていただき、多くを学ぶことができました。第一小学校の皆様そして関係者の皆様に感謝いたします。我々の教育再生にかかる取り組みは、こうした現場での努力を後押しするものでなければならないとの思いを強くいたしました。

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投稿者 kiharaseiji : 21:19 | コメント (0)

2007年05月07日

〈久しぶりの国会〉

ゴールデンウィークも明け、今日から本格始動。朝から教育再生特別委員会が開かれ出席。今日は野党の質問だけで、主として免許更新制度や教育委員会に対する国の関与の在り方などについて質疑が集中しました。教育再生特別委員会は12時に終わり、午後は、都市農政に関する打ち合わせ、アジアゲートウェーについて打ち合わせを行い、更に二つほど取材を受けました。久しぶりの永田町で少々疲れましたが、明日から教育再生以外の委員会も本格的に動き出しますので、また気合を入れていきたいと思います。

投稿者 kiharaseiji : 18:05 | コメント (0)

2007年05月06日

〈憲法改正:墓参りで思うこと〉

GWもいよいよ終わり。その最終日、久しぶりに墓参りに出かけています。戦争で命を落とした二人の大叔父に手を合わせながら、改めて平和の大切さを痛感し、今の平和な日本があることに対しご先祖様にお礼を申し上げました。大叔父二人は、ともにフィリピン沖に永眠しておりますが、今の日本をどのように見ているか。今年は、あの戦争を経て現行憲法が制定されてから60周年。現行憲法を巡って多くの議論がなされています。今日は、私の憲法観について、かつて書いた小論文を紹介させていただきたいと思います。ちなみに、この短い論文は、2005年7月に、自民党の衆議院選挙候補者の公募に応募したときに、課題として提出したものです。この2年弱で多くの状況変化もありますが、私自身の基本的考え方は変わっていないので、紹介させていただきます。

「日本国憲法について」

1.憲法とは

 憲法の本質は、「最高法規」性にある。いかなる法律も条令も憲法に反することはできない。では、憲法の最高法規性を担保するものは何か。国民の意思に基づいて制定されているという点では、憲法も法律も違いはなく、憲法が最高法規たる所以は、その内容、中身にある。憲法は、法律や条例、条約によっては容易に変えられない、日本国民の価値観、理念を表象するが故に最高法規性を有するのである。

2.憲法によって護るべき理念、価値

 では、過去を振り返り、将来を見据えたとき、日本国憲法が護っていくべき価値、理念、秩序は何か。現行憲法は、主権在民、基本的人権の尊重、平和主義といった理念、価値を掲げ、我が国は、この憲法下で、奇跡的な経済成長、平和と安定を享受してきた。このこと自体、現行憲法が優れた内容を有し、役割を果たしてきたことを意味しており、現行憲法の大枠は受け継いでいくことが大切である。特に、平和主義は、被爆国として、堅持していくことが求められている。

その上で、何か現行憲法に欠けているもの、見直すべき点はあるであろうか。私は、二つの見直しの「視点」が重要であると考えている

第一は、国家を「悪」と捉える感覚、国家を個人と対立したものとのみ捉える見方、から脱却すること。国家の暴走により不幸な戦争に突き進んだ以上、「憲法は国家権力を制限するための規範である」との考えには一定の説得力があるが、民主主義が定着し、マスメディアも発達した現在、かつてのような国家の暴走が容易に起こるとは考えにくい。

第二は、我が国の歴史、伝統、文化を尊重した内容とすること。憲法は、その国、国民のアイデンティティを見出すことができるものでなければならない。

この二つの見直しの視点は表裏一体である。国家と個人を対立的にのみ捉えないということは、個人が国家を自らのうちに内包することであり、それが可能となるのは、日本国民が我が国の風土、歴史、伝統、文化といった共通の土壌とそれに対する愛着を有するからである。こうした見直しの視点は、我が国を取り巻く国際環境の変化からも強く要請されている。冷戦構造が崩壊し、イデオロギー対立が溶解したことで、かえって国家間の剥き出しの競争が激化しており、各国家、国民はアイデンティティの確立を積極的に進めているからである。

3.改正を要すべき点・改正の方法

 そこで、この2つの見直しの視点に沿って、大きな論点として、3点の見直しを提案したい。最初の二点は第一の見直しの視点に関連し、三点目は第二の視点に係るものである。なお、見直しの方法については、憲法制定会議等による新たな自主憲法制定という考えもあるが、現行憲法が掲げる主要な理念は堅持していくこと、また、戦後六十年との継続性を踏まえ、現行憲法の改正ルールに則ることが望ましい。

第一に、国民の権利と義務の均衡を図ること。基本的人権は今後とも最大限尊重されるべきであるが、国民は、自らの行動について、国家や社会、他の個人対し責任を持たなければならない。最近の若者の凶悪犯罪の多発化などを見れば、権利のみを強調してきたことの弊害は明らかであり、国民の権利は、他の国民の権利との関係、あるいは公共の秩序、共生の保持のために、制限されうることを明確に規定する。また、権利と義務は表裏の関係であることを明確にする観点から、例えば、家庭を保護する義務、国防や社会費用の負担の義務、環境を保持する義務といった責務についても、規定されるべきである。

第二に、自衛隊の存在を明確にすること。国家の究極的役割は、「国民の安全を保障すること」にあるが、わが国においては、その役割を担う自衛隊の地位が現行憲法上明確でない。もちろん、他国の独立と主権を侵害する侵略戦争を放棄するとの不戦の誓いは今後とも堅持しなければならないが、同時に、自衛隊を戦力として明確に憲法上規定する必要がある。更に、「保有すれども行使できず」とされている集団的自衛権についても、日本の安全を保障する上で必要な限度において、行使することを可能とする。

第三に、憲法前文を改正し、現憲法の制定時に占領政策を優先した結果置き去りにされた我が国の歴史、伝統、文化に根ざしたわが国固有の価値、国柄を反映した内容とすること。具体的には、日本国憲法が四季の彩り豊かで自然に恵まれた日本列島を対象とし、身内同士が大規模な殺戮を繰り返すことなくこの列島に何代にもわたって平和に自然と共生しつつ暮らし、家族・地域社会の一体感を大切にしてきた、そういった歴史、伝統について盛り込まれるべきである。

投稿者 kiharaseiji : 15:00 | コメント (0)

2007年05月05日

〈ダイエットちょっと成功、GWの大きな成果〉

またまた、暫くブログアップが滞ってしまいました。そうこうするうちにGWも今日・明日で終わり。このGW中はどこにもでかけることなく、基本的に東京に残って後半国会用の資料整理や地元の名簿整理などに追われたほか、地元の友人とテニスやバーベキューに出かけて過ごしました。

その中でも、一つの大きな目標達成が減量・ダイエット。GW入り前に3キロ痩せると勝手に目標をたてたわけですが、これを達成することができました。取り組んだことは、第一にウォーキング。5月1日に万歩計を買い込んで、その後毎日2万歩を目標に歩き続けました。第二にヨガ。朝6時に起きてヨガを30分ほど実施。最後に第三として食事の量を少々減らしたこと。

しかし、問題は、明後日から普通の生活に戻ったときに、この3点を続けていけるかどうか。リバウンドしないように、少なくとも1万歩の歩行と食事の減量だけは続けなければと思っております。

投稿者 kiharaseiji : 22:56 | コメント (0)