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2007年09月09日
〈正々堂々の政治を〉
本日は、各地で敬老大会、長寿大会が開催。私も、午前中は東久留米の「いきいき長寿大会」、午後は東大和の「長寿の集い」に参加させていただきました。
いずれの大会・集いも、日本の戦後の復興を支えていただいた先輩方に敬意を表する機会、皆様にただただ感謝でありました。そして、ますます長生きを!夕方以降は、地元の祭り・盆踊りに参加。いよいよ夏も終わりというなかで、地元の皆様と楽しく汗を流させていただきました。そして、今は夜中の1時。ビール片手にラグビー・ワールドカップの日本対オーストラリアを見ております。やはり実力差は否めません。大きく点差が開いてしまっていますが、我が日本代表も必死のタックルを繰り返して頑張っています。何よりもうれしいことは、フランス・リヨンの観客が日本の良いプレーには拍手を送り、声援をしてくれていること。両チームが正々堂々と肉体と肉体のぶつかり合いを競い、観客がその真剣勝負に惜しみない声援をする、いいね~スポーツは。
日本の政治も来週からガチンコ勝負。国会において正々堂々とした勝負をし、そして、観客不在の試合にならないようにしなければなりません。しかしながら、今の日本の政治は、正々堂々からはほど遠い状況にあるように思います。政治における正々堂々は、やはり真実を語る・示すことから始まります。残念ながら現状は、「真実から目をそらしながら」、あたかもバナナの叩き売りのような状況にあります。例えば、民主党が掲げる「子供手当ての大幅拡充」、「高速道路の無料化」、「農家に対する個別所得補償」、「全額税方式による最低保障年金の導入」、いずれも国民にとって「反対する」理由など見当たらない「うれしい」ニュースばかりです。しかしながら、実際にこれらの政策を実行するためには多額の財源を必要としております。民主党自身の試算でも10数兆円、実際には20兆円を越す財源が必要になります。ところが、その財源が明確に示されている状況にはありません。しかも、わが国は既に毎年30兆円近い借金をしなければ予算が組めない状況にあるのです。新たなバラマキを実行するための財源が万が一確保されたとしても、更に現在の借金体質を改善するための方策も検討しなければなりません。これほど、無責任な政治、正々堂々からほど遠い政治もありません。同様に我が自民党でも、参議院選挙の大敗を受けて、公共事業の増額などのバラマキ型政治への「先祖帰り」の兆しがあります。
今の政治に求められるものは、新たな政策展開については財源を明確に示すとともに、巨額にのぼる財政赤字解消に向けた方策も展開していくことに尽きます。政府・自民党は、既に歳出改革を通じて財政赤字を削減する道筋を描いています。どこの家庭でも先ずは無駄遣いを徹底的に見直すことから始めるのはあたりまえのことですから、国も徹底して歳出改革を行う必要があります。一方で、その歳出改革がいくつかの場面で歪みを生んでいることは否定のしようがありません。とりわけ、医療現場・介護現場の崩壊を招いている懸念があります。であれば、歳出削減・改革一辺倒ではなく、正々堂々と歳入改革を通じて、国民サービスを充実していく方策も検討する必要があります。その意味では、消費税論議を与野党ともに完全に封印している現在の政治状況は正常とは思えません。
明日からの国会、所属委員会に変更がなければ、私は厚生労働委員会で年金・医療・介護の政策論争に参加することとなります。私自身がライフワークとして取り組んでいる障害者施策の充実についても、民主党から「障害者自立支援法廃止法案」が提出されるとの話があり、大きな議論になるものと思います。政治は何のためにあるのか。弱肉強食の市場経済に任せておくだけであれば「政治」は不要であり、「弱い立場の人を守るため」に政治はある、当然のことです。弱い立場の障害者の皆さんのための施策を充実していかなければなりません。しかし、その場合でも、単なるバラマキは避けなければなりません。事業者の皆さんのサービス展開の更なる工夫を促す、障害者の皆さんの就労支援を通じて自立の機会を提供する、こうした障害者自立支援法の基本的理念は尊重しながら、定率負担や日割り計算の導入などに伴う歪みを修正する努力を積み重ねていきたいと思います。
そして、真実を語るといえば、何よりも「政治と金」の問題、襟を正してしっかりと取り組んでいきたいと思います。
さてさて、明日(9日)は朝から少年野球の開会式です。
あまり暑くならないことを願いつつ、お休みなさい。
投稿者 kiharaseiji : 2007年09月09日 01:25