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2008年03月30日
〈桜、花見、道路、一般財源化〉
土曜日は、午前中から清瀬市のカタクリ祭り、代田団地近くでの桜祭りにお邪魔しました。今年は、昨年に比べてカタクリの咲き具合も一段とよい様子。
そして、桜祭りでは、例年どおり、地域の踊り会や自治会の皆様が多数参加しての踊りの輪ができ、私も加わらせていただきました。日曜日も数箇所桜祭りに参加させていただきました。
各地で地域の皆様とお話をすると、ガソリンの話になります。多くの皆さんが「ガソリンが25円下がるのはありがたい」とおっしゃる一方、「混乱が起きないよう、与野党がしっかりと話あうべきだ」とお叱りをうけました。そうなんですね、二日後には、道路特定財源の暫定税率の期限が切れることになります。景気動向が芳しくなく、家計も厳しいときできですから、ガソリン価格が25円下がること自体はよいことです。しかし、暫定税率が切れれば2.6兆円の財源が失われるという事実も忘れることはできません。「2.6兆円分の道路建設をやめればよい」という意見もありますが、それほどスッキリとした状況でもありません。というのは、この2.6兆円のかなりの部分が新規の道路建設に充てられるというよりも、過去の道路建設の借金返済にまわされているのが実情だからです。暫定税率を廃止しても借金の返済はしなければなりません。暫定税率分がなければ、これまで医療や介護や教育にまわっていた財源の一部を削って借金返済にまわす必要が出てくるかもしれないのです。
それ以上に念頭に置かないといけないのが、環境対策です。これだけ環境問題が深刻化して、世界中が二酸化炭素排出削減に力を入れているときです。英国などは、最近、逆にガソリン税を引上げている状況です。日本は、今年、「環境サミット」をうたって洞爺湖でサミットを開催します。その日本が、時代に逆行するようなガソリン税の減税を行うことには違和感が残ります。
そういう中で、福田総理が大胆な提言を行いました。環境対策の観点や財源確保の観点から暫定税率は維持させていただきたいが、道路財源の使途は全額一般財源化する、という理にかなった提言です。一言だけ注文をつけるとすれば、現在、道路財源は、取得・保有・使用の複数段階で、しかも複数の税目で課税されています。この特殊な税体系を整理・簡素化することが一般財源化の前提でなければいけません。いずれにしても、与野党党首会談の中で、この提言を軸に一致点を見出してもらいたいと思います。
投稿者 kiharaseiji : 2008年03月30日 23:21