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前外務副大臣 自民党 東京都第20選挙区支部長・衆議院議員 木原誠二 公式ホームページ

2009.02.18

中川大臣辞任

 政治は結果責任

 理由はどうであれ、日本経済の責任者の一人である財務大臣が、あれだけの醜態を世界中に露呈すれば、辞める以外なかったと思います。日本の国際的信用を結果的傷つけた以上、もっと早い辞任でもよかったのではないかと思います。

  ただ、ご本人の名誉のために申し上げれば、ここ2~3週間、国会の本会議や予算委員会でお目にかかると、いつも鼻をすすり、咳をし、目も少々ショボショボされた感じで、辛そうな様子であったのは事実です。したがって、薬を服用されていたのも事実だと思います。財務大臣会合で咳をなるべくしないようにしようとか、色々考えて、普段よりも薬を多く飲んでしまい、いつもなら平気な量のお酒も、思いのほか効いてしまったのかもしれません。

 それにしても、今年の風邪は長引きますね。私も風邪をひいて2週間、未だに咳がぬけません。

 

 しかも、財務大臣は、予算委員会中は、朝9時から夕方5時まで委員会室にはりつきで、その前後で財務省の仕事をこなさなければならないため、実際には、朝8時前に先ず財務省に出勤して書類に目をとおし、委員会終了後の夕方6時頃に財務省に戻って、9時、10時ごろまでまた書類に目を通す。その上、今回の海外出張の強行日程。本来なら、休息をとるべき土日の出張です。

 ちなみに、何故、国際会議が土日になるかというと、日本のせいなんです。日本では、大臣が国際会議に出席したいといっても、平日は国会が許可を出さないからです。英国大蔵省勤務時代、イギリス人の同僚から、日本のせいで土日開催になることについて、何度となく文句を言われたのを思い出します。

 とまあ、お気の毒な点は多々ありますが、現実にあの映像が世界中に配信されたのでは、責任はとらざるを得ません。

 ただ、私は、同時に、周りの人間は何をしていたんだとも思います。G7の会議には、役所から多くの人間が同行しているはずです。大臣の様子がおかしければ、今日の会見は日銀総裁にお任せしましょう、と一言、誰かがいえなかったのか。

 あるいは、記者会見の現場で、横にいる方が、「大臣のご気分が優れないので」と一度中断してもよかったような気がします。

 要するに、全体に危機感や緊張感がないのかなと・・・。

 いずれにしろ、予算審議途中での財務大臣交代、国民の皆様にしっかりお詫びするとともに、年度内予算成立に向けて、しっかりと取り組んでいきたいと思います。