2008.09.29
国会では第170回臨時国会開会式、そして新総理の所信表明演説が行われました。多くの国民の皆様と同じように、私も麻生総理がどのような所信を述べるのか注目していました。内容は皆様もご存じのとおり、民主党への逆質問などが盛り込まれた、異例の「オレ流」所信表明となりました。
総理の所信表明なのだから、野党への質問は不見識といた意見もあるようですが、既に民主党は野党の第一党であり、国政の最高機関の一方を押さえております。いわば、国政の片肺は民主党の手にある以上、野党に対して、その考え方を質問することは、いたし方ないことではないかと感じます。
また、内容については、景気回復を第一義に取り組んでいくこと、若者支援基本法など抜本的対策を講じていくこと、長寿医療制度について見直しを行っていくこと、テロとの対決など国際社会で責任ある役割を担っていくこと、など、麻生総理の目指す政権運営の骨格とリーダーシップを示した演説だったのではないでしょうか。
民主党が麻生総理の問いかけにどのように答えるか、待ちたいと思います。
その後、明治神宮会館で行われた農業危機突破大会へ。都市農政要望をしっかり受け止め、都市における農地保全に向け努力してまいりたいと思います。
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木原誠二について
木原 誠二
衆議院議員・自由民主党 第20区支部長
自民党選挙対策委員長
5つの基本政策