2008.12.11
かねてから予告していましたとおり、「中小・零細企業資金繰り救済プログラム」を取りまとめました。
中小企業対策分野での先輩である野田毅議員なども含め29人のご賛同をいただき、本日午前中、中小・零細企業金融に関係する自民党関係者(財政金融部会 吉田六左エ門会長、経済産業部会 櫻田義孝会長、中小企業調査会 伊藤達也会長)に対し、我々の提案について正式に党内で議論してもらうよう要請をしました。
中小・零細企業の借入れ残高は概ね250兆円程度です。借入れ期間が平均3年程度とすると、毎年80兆円程度の資金ニーズがあることになります。
80兆円のうち、とにかく40兆円は国がしっかり対応しましょうと・・・。具体的には、20兆円の信用保証協会枠、20兆円の政府系金融機関の融資枠です。
そして、残り40兆円については、銀行への預貸比率の設定、ノンバンクの融資機能強化、などにより、民間の自助努力を促していこうと・・・。ただし、銀行の自助努力に対し、金融機能強化法による資本注入、利子補給金の提供などの公的支援を実施しよう、ということです。
概ね、このような内容になっています。
それにしても、黒字倒産、つまり資金繰りがつかずの突然死が、あまりに多すぎます。少なくとも、金融が目詰まりを起こすことだけは何としても避けないといけません。速やかな実現を党内で図っていきたいと思います。
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木原誠二について
木原 誠二
衆議院議員・自由民主党 第20区支部長
自民党選挙対策委員長
5つの基本政策