2009.01.11
この3連休は、各市で消防団出初式や成人式のほか、新年賀刺交換会などがあり、あわただしい日々を過ごしています。
ぐったりして先ほど7時過ぎに目を覚ましたら、報道2001で、自民党・細田幹事長、公明党・北側幹事長、民主党・鳩山幹事長、共産党・市田書記局長が、討論をしています。
それにしても、分かりづらい。何がかというと、民主党・鳩山幹事長の言葉。要するに、①定額給付金には反対、②でも昨年のうちに第二次補正予算を出してくれていれば、定額給付金の部分も含めて直ぐに通してあげてもよかった、③第二次補正予算の提出が今年にズレ込んでしまったので、今度は早期成立には賛成できない、ということです。
同じ内容の補正予算なのに「昨年なら速やかな成立に賛成できて、今年は賛成できない」というのは、どういう理屈なのか。今年に入って、景気は一段と厳しさを増しており、むしろ、必要性・緊急性という意味では、今年の方がずっと高いはずです。
しかも、細田幹事長が指摘していましたが、民主党は、マニフェストの中に、「給付金付税額控除の導入」を掲げています。これは、税額控除だけだと低所得者に減税の恩恵がいきわたらないので、低所得者には控除できない分を給付金として支給しようとするものです。事実上、定額給付金と同じものです。
ただし、給付付税額控除だと、これを実行しようとすると、税法の抜本改正のほか、税務署の体制拡充も必要になります。直ぐにはできません。
それを迅速に実行するのが、定額給付金であって、二つは本質的に違いはありません。
では、何故民主党は、定額給付金に反対なのか?ここもよく分かりません。
他方で、自民党側は、公務員の天下りについて首尾一貫していないし、定額給付金を閣僚が受け取るかどうかでも一貫していない。
しっかりしなければ!!
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木原誠二について
木原 誠二
衆議院議員・自由民主党 第20区支部長
自民党選挙対策委員長
5つの基本政策