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2009.01.19

需給ギャップ

「先輩、うちの会社潰れちゃいます」と今朝、大学時代の後輩から電話をもらいました。ボルトなど自動車関連の部品を扱う中小・零細企業で、後輩が3代目の若社長。

 私達が共に大学生の頃(私が3年、彼が2年)には、会社もはぶりが良くて、お父様にも焼肉だステーキだと食べさせてもらった記憶があります。

 数か月前に「資金繰りが」という相談があって、色々知恵を出し合って、そのときは乗り切ったけれども・・・。やはり資金繰りは最終的には仕事があるかどうかで決まるわけで、再び厳しい状況になっています。午後に急いで会社を訪れてみましたが、機械は止まってしまっていて、かつての賑やかさの面影はどこにもありません。

 やはり、ここはもう一段の景気刺激策が必要だと痛感しました。75兆円の景気対策がとりまとめられ、第二次補正予算、平成21年度本予算と早期の成立を図っていくことが何よりも大切ですが、その先には、更なる刺激策が不可欠です。

 それは当然のことで、民間シンクタンクの景気予測では、平均的にみると、平成20年度、21年度連続で実質1%程度のマイナス成長が見込まれ、需給のギャップは少なくともGDP2.5%程度と見込まれています。2年間で5%の需給ギャップということは、500兆円×5%で25兆円程度の公的需要が必要ということになります。

とりあえず、来年度に半分弱の10兆円程度の需要創出を行う必要があります。財源は、政府資産などを担保にした国債でよいと思います。対策の中身は、公的交通機関や官公庁の環境対応化や災害に強い街づくりのための基金創設、介護施設の重点的整備などなど、色々あります。

明日以降、速やか議連の同志とともに、内容を詰めていきたいと思います。

とそんなことを思いながら、これから夕食を食べに、家の近くのラーメン屋まで出かけてきます。

東村山も結構うまいところがあります。大好きな豚骨味ではありませんが・・・。

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