2009.02.15
大沢親分がアッパレを連発しています。バンクーバー冬季オリンピックが近づいているんですね・・・。
ところで、2016年の夏季オリンピック開催を目指して、東京がIOC・国際オリンピック委員会に対して、開催計画書を提出しました。最終選考は10月。現時点での対抗候補地は、シカゴ、マドリッド、イオデジャネイロですが、実際には、シカゴとの一騎打ちになりそうな感じです。
東京は、公共交通や宿泊施設などの基礎的インフラが整っており、昨年の1次選考では、立候補地の中で最高の評価を得ています。そのときの唯一の問題が、国民の支持だったわけですが、これも、様々なPR効果もあって7割を超えるようになってきています。
東京が提出した計画の特徴は、第一に、中心スタジアムから半径8キロ圏内に大半の施設をおさめる「コンパクト五輪」です。第二に、環境配慮型オリンピックです。これから16年の開催に向けて、都市公園や街路樹の整備を重点的に行い、1000ヘクタールの緑を創出するほか、世界最高水準の省エネ技術や再生可能エネルギーの活用も、計画の中心的要素となっています。
前回の東京オリンピックで、首都高などのインフラ整備が整い、東京の原型が立ち上がりました。今回のオリンピック開催招致を、環境先進都市としての東京の新しい姿、環境立国・日本を示す契機にすべきです。例えば、東京のタクシーは、全て電気自動車(太陽光電池自動車)に変更し、首都高にも太陽光パネルをはりめぐらせるなども検討すべきだと思います。
一つ残念なことは、民主党などの反対によって、東京開催を後押しする国会による招致決議ができなかったことです。東京が主役とはいえ、国の支援なしでは招致が難しいのが現実です。昨年末に発足したオリンピック招致の国会議員連盟には、民主党の幹部の皆さんも笑顔で出席されていたのですが・・・。
五輪に反対しているというよりも、衆議院選挙や都議会選挙を見据えた戦略の色彩が強いのは、残念なことです。
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木原誠二について
木原 誠二
衆議院議員・自由民主党 第20区支部長
自民党選挙対策委員長
5つの基本政策