2009.03.08
いや~、WBCはすごかったな~。気合が入ったときのイチローは凄い、これぞ一流ってやつですね。
いざって時に、本当の力を発揮する、追い込まれた時にこそ実力を発揮する、これぞ本物です。
今朝もまだ興奮が残っています。
その後、テレビを見ていたら、「世界がもし100人の村だったら」が放送されてました。
とにかく涙が止まりませんでした。
ガーナの9歳の少年が、魚を売り歩いて、母親と何人もの兄弟の生活を必死で支える。学校にも行けない、唯一の希望は、将来ヨーロッパにわたって、サッカー選手として成功すること。ところが、そのヨーロッパにわたる渡航費用さえ出せない。
それでも、この少年の何と澄んだ、美しい心か。「とにかく、自分たちを女手一つで育ててくれたお母さんに楽をさせてあげたい」・・・。我々が失った、家族の絆がここには確かにあります。
それでも、世の中はやっぱり不公平だ。我々は豊かな生活をしながら、依然としてアフリカでは、食べていけない子供たちがたくさんいる。
だから、これからの日本のあり方として、日本経済のあり方として、世界中を幸せにできる道を模索すべきだと思います。その一つが、エネルギー分野での貢献。
ある著名な学者の方から聞いた話ですが、世界中の陸地の2%にソーラーパネルを貼ることができれば、世界中のエネルギーを賄うことが可能になり、現在のアメリカと同様のエネルギー消費を世界中の人々ができるようになるというのです。
つまり、アフリカの砂漠に太陽光パネルを張り巡らせれば、アフリカは少なくとも現在の貧困から脱出する糸口をつかむことが可能になるわけです。
危機的状況にある我が国経済にとって、切り札は、やはり太陽エネルギーであり、太陽電池であり、電気自動車です。今こそ、日本が先陣をきって、脱化石燃料、環境型経済社会のモデルを作り上げ、それを世界中に広げていくときです。
来週から新たな経済対策の議論が始まります。未来型社会構築に向けた新型の経済対策になるよう、全力で汗をかきたいと思います。
そして、その財源として、政府紙幣、無利子国債の議論も来週には整理する方向です。
個人的には、政府紙幣については、これを検討する前に、先ずは日銀にもう一段の努力をしてもらう必要があると考えています。
他方、無利子国債については、1500兆円の個人資産を動かす手段として有効と思います。無利子国債で得た財源は、失業・雇用対策に重点的に使うことで、金持ち優遇という側面も緩和できると思います。
いずれにしても、来週は経済対策が動き出す大切な一週間です。
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木原誠二について
木原 誠二
衆議院議員・自由民主党 第20区支部長
自民党選挙対策委員長
5つの基本政策