2009.03.22
それにしても、この人は本当にどうしようもない。
昨年、麻生総理は、お医者さんについて常識がないと発言して非難されたにもかかわらず、今度は、株式市場にかかわる人について株屋という表現を使った上に、怪しいと言い切った・・・。
中身が正しいか正しくないかは問題ではありません。
誰しもが自らの仕事に誇りと使命感を持って取り組んでいるにもかかわらず、そのことに何の心配りや気遣いがない・・・、何とも残念なことです。
「田舎では、まだまだ株よりも預金の方が安心感を持たれている」と言えばすむことです。それを、ああいう言い方しかできない、しかもユーチューブで流れていることを知りながら、わざわざああいう発言をするということは、リーダーとして必要な、他者への温かさや配慮が決定的に欠けているとしかいいようがありません。
もう一つ心無い発言といえば、小沢一郎さんの「政治資金規正法違反という形式犯での捜査はけしからん」との発言です。
政治資金規正法という政治の根幹をなす法律に対する違反が、単なる形式犯であるはずがありません。
特に、今回は、問題になっているのは、単なる記載ミスではありません。企業献金に対する政治資金規正法の規制の網をかいくぐるために実態のない政治団体を長年にわたって活用するという、悪質性の高い手法について、どのような経緯があったのかの解明が求められているわけです。
政治家が自ら作った法律を破る仕組みに自ら関与していたかどうかが問われているわけですから、到底、単なる形式犯とは言えません。
明日から、123会の合宿、最初の議題は「政治と金」です。
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木原誠二について
木原 誠二
衆議院議員・自由民主党 第20区支部長
自民党選挙対策委員長
5つの基本政策