自由民主党・衆議院議員
木原誠二

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ブログ

2009.03.30

内閣人事局

 週が明けて、月曜日、そして、いよいよ4月です。

 週末は、清瀬さくらまつりをはじめとして、各地で花見に参加しました。桜の方は、二分咲きといったところ・・・。来週はきっと全開と思います。

 さて、先週末金曜日には、党内で公務員制度改革法案が了承されました。明日には閣議決定され、国会に提出されることになります。

 最大の目玉は、「内閣人事局」の設置。人事院総裁の反対など紆余曲折もありましたが、画期的な1ページが記されようとしています。思い出すと、平成18年に当時の渡辺喜美大臣に対し、「幹部人事の一元化」を提言したのが始まりでした。渡部大臣から、「かなり抵抗があるだろうな」と言われたのが、思い出されます。

 当時の私の思いは、本当に優秀な人材を適材適所で活用できるようにしたいとのものでした。例えば、年金記録問題や社会保険庁改革の問題などの解決に、単に厚生労働省から人材を登用するのではなく、財務省や経済産業省など他省庁を含め広く人材を登用できるようにすべきだとの思いでした。

 ある省の事務次官を終えた人が、別の省の事務次官をさらに務めたってよいはずです。それを無理やり霞が関の外に出そうとするから、天下り問題が生じるわけでもあります。

 そういう人事を行うためには、かなり役所の人材や人事システムに詳しい人が、内閣人事局のトップを務める必要があります。その意味で、私自身は、内閣人事局のトップは官房副長官クラスの専任者を置くべきだと思います。

 とにかく、一歩前進。法案が国会を通過するよう、取り組んでいきたいと思います。