2009.05.03
今日は、62回目の憲法記念日。
私は、40回目を数える「新しい憲法を作る国民大会」に出席し、憲法改正についての所信を講演させていただきました。
2年前に国民投票法が成立し、来年はいよいよ国民投票法が実際に施行されることになりますが、残念ながら、憲法改正の機運は必ずしも盛り上がっていません。
しかし、新しい時代に即して、憲法も衣替えをしていくことは急務です。それは、別に9条にのみとどまる問題ではありません。新たな権利をどう加えるか、権利とセットのものとしての「責務」をどのように盛り込むか・・・。そして、ねじれ国会を引き起こしている、日本の統治機構の在り方。
統治機構ということでいえば、そろそろ「一院制」も含めた大きな議論を巻き起こしていきたいと思います。といっても、すぐに「一院制」には移行できないと思いますので、先ずは、衆議院の定数削減、衆議院と参議院の権限の整理、から始めなければなりません。
個人的には、衆議院の定数を先ずは約2割の80議席削減し、300小選挙区+比例代表100の400程度に、そして、予算と予算にかかわる法律について参議院の権限を制限すること、に取り組みたいと考えております。
連休明けには、菅選対副委員長が世襲問題についての勉強会を立ち上げますが、その中で、定数削減についても議論してもらえればと思っています。
ちなみに、国民大会では、私の政治の師の一人でもあるサッチャー元首相の言葉を引用して、所信を述べさせていただきました。そのことは、また、次回に。
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木原誠二について
木原 誠二
衆議院議員・自由民主党 第20区支部長
自民党選挙対策委員長
5つの基本政策