自由民主党・衆議院議員
木原誠二

MENU
ブログ

2009.08.16

麻生総理、東村山市へ!! ~ 自助、共助、公助のバランスを

 

 今日は嬉しいことが一つ・・・。

 地元近くの紳士服のAOKIに出かけて、選挙本番用の洋服を買いだめしました。私は猛烈な汗っかきなので、少々多めにシャツや下着を持っておかないといけないし、クールビスも用意しておかないと・・・。

 いつもどおり、お店の方々、皆さん親切で、スンナリと買い物ができました。そして、若い男性の店員の方が、「いつもホームページ見てますよ、ブログも楽しみにしてます」と言ってくださいまして・・・。なかなか更新ができていないことを、ちょと申し訳なく思いました。

 ということで、今日は何としても更新をと、パソコンに向かっています。

 さて、嬉しいニュースがもう一つ。麻生総理が、18日公示の日に東村山駅東口での私の出陣式に来てくださることになりました。

 総大将が、選挙本番初日に私の地元に入っていただけるというのは、これは何ともありがたい話です。

 さて、いよいよ本番まで2日。争点は、景気、成長、教育、社会保障、国防といろいろありますが、その根底にあるのは、「自助」、「共助」、「公助」のバランスをどう考えるかということの違いではないかと思います。


例えば年金。民主党は、全額税金で最低保証年金を作るということですから、「公助」を基本に据えています。他方で、我々自民党は、「共助」と「自助」そして「公助」をバランスよく組み合わせています。

 そもそも、「公助」は、「予見可能性」がない世界にこそ、必要なものです。例えば、医療や介護、いつ病気になるかわからない、突然寝たきりになるかもしれない、そんな不確実性がある世界では、「公助」がより重要になります。

 他方、人間は、必ず毎年一歳ずつ年齢を重ね、いつか必ず高齢者になるわけで、「年金」は、医療、介護と比べると「予見可能性」が高い分野です。だからこそ、年金には、より「自助」、「共助」を要求することが認められます。

 したがって、年金に公助の原資である「税金」を投入しすぎると、本来「税金」がより必要な医療・介護に回せるだけの税金が確保できない事態になってしまいます。

 他方、「公助」が必要になるもう一つの場面は、「弱者保護」の場面です。年金でいうと、保険料の支払いができない場合です。既に、保険料が全く支払えない方々には免除、一部が支払えない方々には減額の制度があり、例えば、免除の場合には、2分の1分だけ税金で払ったことになります。しかし、今後の年金制度改革の焦点として、国が「保険料を支払えない」と認定して免除を実施するわけですから、全額を税金で穴埋めすることも考えていいのではないかと思います。

 そういう形で、貴重な税金を弱者に重点化する。逆に、最低保証年金を税金でというのは、本当に困っている人に税金を集中するのとはかなり違う形になってしまいます。

 というわけで、「自助」、「共助」、「公助」のバランスをどのようにとるか、少なくとも、「公助」を推し進めて結果的に破たんした「社会主義国家」に戻るわけにはいきません。

 「パンとサーカス」の国になっては、やはりいけないのではないでしょうか。