自由民主党・衆議院議員
木原誠二

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ブログ

2009.12.12

二元外交&鳩山不況対策PT

 小沢一郎さんの中国、韓国訪問。すごいですね。圧倒されます。

 日本政治の最高実力者は、鳩山首相ではなく、この人なんだと、改めて納得させられます。何しろ、鳩山総理はオバマさんに面会を拒絶されているのに、こちらは、中国、韓国のトップと相次いで会談ですから。

 でも、ちょっと待って。政府・与党一元化、陳情一元化・・・、民主党政権は、基本的に一元化をキーワードにしているのでは。でも、外交は二元化なんでしょうかね。

 外交で最もやってはいけないことは、二元外交です。それも、正式外交の方は、米国と大変な緊張状況にあるというのに・・・。外交こそ「一元化」されていないといけないはずなんですが・・・。


 さて、昨日は、自民党の鳩山不況対策PTに参加してきました。

 私の盟友の一人、平将明議員が座長を務めているので・・・。昨日は、元経済財政担当大臣で政策研究大学院大学副学長の大田弘子さん、の意見を伺いました。

 数日前のブログでも書きましたが、やはり年初から春先までに二番底が来る可能性が非常に高いこと、二番底を脱却したとしても回復力は弱く、日本経済には力強い成長戦略が不可欠であることが、などが説明されました。

 とりわけ、民主党が進める「家計支援」は成長戦略とはなり得ない、何故なら、家計支援を行うための原資そのものが、成長を通じて確保されなければならないから、とのお話が印象的でした。当たり前のことですが、成長を確保していくためには、やはり企業部門の成長・発展が不可欠です。


 「民主党は給付増、自民党は給料増」、経済政策の違いは鮮明です。

 平議員には、鳩山不況対策PTの中でしっかりとした「とりまとめ」をしてもらいたいと思います。