2009.12.27
亀井金融担当大臣が陛下に京都か広島へ移られたらいかがかと進言したとのことです。理由は、権力の象徴である江戸城に陛下がいらっしゃるのは、ふさわしくないということだそうです。
亀井大臣には亀井大臣なりのお考えがおありなのでしょうが、ただひたすら国民生活の安寧と日本の平和、世界の平和を願い続ける陛下に対し、あまりに不遜な物言いではないでしょうか。
権力を求めず、国民統合の象徴としての役割をひたすら果たされている陛下だからこそ、亀井大臣の言葉を借りれば「権力の象徴である」江戸城の権力性を払しょくできているのではないでしょうか。
それとも、権力を握る自分たちが江戸城に入場しようとでもいうのでしょうか。
もちろん、日本の故郷である京都に陛下がいらっしゃることがあってもよいと思います。しかし、それは陛下がお考えになることですし、歴史が判断することです。
少なくとも、広島というのは、あまりに不遜です。そして、今度は「岩手」とでもいいだすのでしょうか?
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木原誠二について
木原 誠二
衆議院議員・自由民主党 第20区支部長
自民党選挙対策委員長
5つの基本政策