2010.01.07
昨日、山崎拓前衆議院議員が谷垣総裁、大島幹事長と面会し、夏の参議院選挙の比例代表候補として公認するように迫ったそうです。そして、自民党が公認しないなら、国民新党からの出馬も辞さずとの姿勢であると報道がされています。
困ったものです。
私は、青木幹雄さんとか現職の参議院議員が単に高齢であるというだけで夏の選挙で公認を得られないのは、いかがなものかなと思っています。年齢も一つの要素ですが、今後の党再生にとって必要かどうか、経験を今後も活かせるかといった視点での総合判断も重要だと思うからです。
しかし、昨年の衆議院選挙で落選したベテラン議員はそうはいきません。何しろ、昨年の総選挙で国民の審判を一度浴びているわけですから、落選の事実は謙虚に受け止めるべべきです。
にもかかわらず、今度は参議院選挙に出せは全く筋違いです。参議院は衆議院の救済の場ではありません。しかも、幹事長まで経験した方が、「離党も辞さず」では何をかいわんやです。自らの歴史が自民党歴史そのものであるような方が、おっしゃる言葉とは思えません。
執行部も、「離党も辞さず」とおっしゃるのであれば、「どうぞ離党なさってください」とハッキリ申し上げるべきです。
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木原誠二について
木原 誠二
衆議院議員・自由民主党 第20区支部長
自民党幹事長代理・政調会長特別補佐
5つの基本政策