自由民主党・衆議院議員
木原誠二

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ブログ

2010.01.11

野毛山幼稚園&指紋押なつ

今日は、私が昔通っていた横浜・桜木町の野毛山幼稚園の和子先生の葬儀があり、出席してきました。和子先生は79歳で永眠されました。何と私は33年ぶりに野毛山幼稚園に足を踏み入れました。

昔のままの幼稚園の姿に嬉しくなりました。

野毛山幼稚園は、桜木町でも歴史あるプロテスタント系の幼稚園で、よく聖書を読み聞かせてもらったという想いでがあります。

お陰様で、当時の同級生7人とも30年ぶりに会うことができ、和子先生が引き合わせてくださったんだなと、嬉しくなりました。先生、本当にありがとうございました、そして、先生が一番愛した神様のもとで安らかにお休みください。


さて、桜木町に向かう電車の中、東京新聞を読んでいたのですが、その21面の本音のコラムに「屈辱的 指紋押なつ」とのフランス人エッセイストの方の記事が掲載されていました。何となく目についたコラムでした。

入国審査で外国人にだけ指紋押なつがあるのはおかしいという趣旨のエッセイで、テロ対策というなら、オウム事件だって外人でなく日本人が起こしたのだから、外人にだけ指紋押なつを求めるのは変だという内容でした。


こういうエッセイを読むと、なるほどな確かになと思う反面・・・、でもまてよ、こういうことが行われているのは日本だけではないんじゃないかなと・・・。この方の母国フランスが加盟するEUも、確か2012年までに指紋押なつを含む生体認証を外国人に義務付けることが決まっているし、アメリカは既に指紋押なつが義務付けられているし、英国もビザ取得の際に指紋押なつが義務義務付けられていたような。

何となく、日本だけが世界に対して閉ざしているような印象のエッセイですが、実態はそうではないのではないでしょうか。

私も、海外経験が長い分、いろんな国で外国人であるという理由で理不尽な対応をされたことがあります。でも、それはある意味仕方ないところもあるような・・・。


少なくとも、日本だけが変ということはないんであって、外国人参政権の議論なんかもその延長にあるように思います。 そんなことを思いながら、先生のお葬式に向かった夕方でした。