2010.01.15
小沢さんの周囲が騒々しいですね。もう、様々な情報がマスコミ等に出ていますから、あまり詳しくはコメントしませんが・・・。
ただ思うことは、政治資金については、少なくとも政治家側に説明責任があるということです。
政治資金は、丸ごと税金である政党助成金はもちろん、企業・団体や個人の方からいただく寄付金についても一部税控除が受けられるなど、公的性格が強いものです。
したがって、何か不信を抱かれた場合には、政治家の側が自ら説明することが求められます。間違っても、検察の側に解明の責任はないということです。
にもかかわらず、小沢さんが説明責任を一切果たさないわけですから、代わりに検察が動くのは仕方ないことだと思います。徹底的に解明していただきたいと思います。
自民党も国会で徹底追及していく構えです。野党になってからというもの、あまり集まらなくなっていた党の会議ですが、昨日の小沢問題解明会議では、100人近い議員が集まって、熱気ムンムンだったと言います。
しかし、私も含め、あまり有頂天にならないことが大切だと思います。
小沢問題が即自民党再生につながるとは思えませんし、むしろ、有頂天になっていれば、必ず足元をすくわれるように思うからです。
むしろ、このタイミングだからこそ、党再生に向けた党の理念の再確立や新たな改革マインドの醸成、ニューリーダー育成、候補者の若返りなどに本腰で取り組むときではないでしょうか。
来週、舛添カレッジが開かれ、私も参加します。
そこで、一つ提案したいなと思っています。それは、特別会計の無駄撲滅作業を自民党主導で徹底的に行うこと。菅副総理兼財務大臣が夏までに特別会計改革に取り組む意欲だそうです。その意欲やよし。しかし、本当に改革ができるのはどちらなのか、自民党も総力を挙げて、この問題には取り組むべきだと思います。
過去のブログ
木原誠二について
木原 誠二
衆議院議員・自由民主党 第20区支部長
自民党幹事長代理・政調会長特別補佐
5つの基本政策