2010.02.12
新年会もだんだん少なくなってきている今日この頃・・・。
先日、ある勉強会で講師の方が、中国清時代の金蘭生という方の言葉を紹介してくださいました。
<三自反二不足>
「人に勝たんと欲すれば、先づ自らに勝て。
人を論ぜんと欲すれば、先づ自らを論ぜよ。
人を知らんと欲すれば、先づ自らを知れ。
凡そ外の勝つ所となるは、皆内足らざればなり。
凡そ邪の勝つ所となるは、皆正足らざればなり。」
正に今の我が党に当てはまるようです。小沢一郎、民主党という「外」が勝つ所は、自民党がしっかりしないから。
「勝つべき」、「論ずべき」、「知るべき」己は何でしょうか。
私たち自民党は、やはり戦後60年政権与党にあって、日本の平和と経済発展を導いてきたことには胸をはるべきですが、その一方で、巨額の財政赤字を築き、ゆとり教育で人心を荒廃させてしまったことに、先ず「勝つべき」であるし「論ずべき」であるように思います。
特に、乾坤一擲、「財政赤字」解消に向けて、しっかりとしたプランをたてること。
何をする?
ここまで財政赤字が膨らんでしまうと、ちょっとやそっとのことではどうにもなりませんが・・・。
先ずは、今一度、経済成長をしっかりと達成する。それは「成長戦略」などという生易しいものではなく、むしろ「生産量倍増」計画のような、かつての「所得倍増計画」にも似た大がかりなものが必要です。
その上で、財務省改編と予算制度の抜本的見直し、そして最後が税制改革。少なくとも、その年の歳出の多くはその年の歳入で賄えるように変えていく。
現在、私は、昼間はサラリーマンとして民間で働いていますので、「生産量倍増計画」のために何が必要か、じっくり考えてみたいと思います。
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木原誠二について
木原 誠二
衆議院議員・自由民主党 第20区支部長
自民党選挙対策委員長
5つの基本政策