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2010.04.15

対等な日米関係

サラリーマン生活が、期末・期初で少々忙しく、ブログ滞ってしまいました。

その間も各地でミニ集会を開催してまいりましたが、ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。

また、ブログにコメントや読者登録していただいていた皆様、ごめんなさい。これからは、定期的にアップしていきます。

 さてさて、この間、立ち上がれ日本の誕生など、政界も激動の中にあります。でも、なんと言っても最大のニュースは普天間基地の問題でしょうね。

 何が悲しいって、日本の首相がアメリカ大統領と会ってもらえないという現実。主要国で首脳会談がセットされなかったのは日本だけです。これは、相当深刻です。

 そんな深刻な状況なのに、食事の席で隣に座らせてもらって、10分話せたと喜んでいるとは。これが、民主党がいう「対等な日米関係」ってことかと思うと、がっくりします。

 国同士の関係も人間関係と一緒です。対等かどうかっていうのは、自分が決めることではなくて、相手が決めること。友達関係でも仕事の関係でも、相手から「あいつがいないと困る、楽しくない、寂しい」と思ってもらえて初めて対等。

 我々は、目の前の厳しい現実を直視する必要があります。かつては、世界第二位の経済大国、東西冷戦の前線基地として、「やっぱり日本がいないと困る」、皆が思ってくれていました。でも、中国が台頭して、今年中にも日本を抜いて世界第二位になる、一方で日本はインド洋からも撤退、東アジア安全保障の要である米軍再編にも非協力的、となれば、「別に日本がいなくてもいいや」ってことに・・・。ましてや、中国のように米国と角を付き合わせる気概もないわけですから・・・。

 本当に「別にいいや」って見捨てられてしまう前に、普天間問題については、もっと真剣に向き合うべきです。

 自民党が10年以上かけて、地元、米軍の理解を一歩一歩得ながら進めてきた合意案を、ちゃぶ台返しでひっくり返したわけですから、総理にはもっと真剣に頑張ってもらわなければ。

 政府は、私の大親友、徳田毅議員の地元・徳之島に訓練施設を移設するなどと公言していますが、地元は大反対。別に地元が反対しても、案だけは5月に発表して、地元も米軍も反対したのだから自分達のせいではない、などというような気持ちなら、今すぐ辞任すべきですね。

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