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2010.04.20

経済こそ

本日は、党本部で、自民党東京都連の支部長・常任総務会議、その後、中川雅治参議院の選挙対策会議に出席。
7月の参議院選挙に向けて、選挙体制の構築も急ピッチで進められています。
そんな中で感じることは、組織の体制の建て直しと同時に、早く、自民党が参議院選挙で打ち出す政策を明確にしないといけないということ。
この点では、私は、もう「経済」しかないと思っています。もちろん、子育ても年金も医療も、あるいは農業も教育も大切ですが、今何よりも求められていることは、「経済」の復興です。
我が国は軍事や外交で食べていくという選択肢は基本的にないと思います。やはり「経済」です。
もちろん、我が国固有の「文化や伝統」あるいは自然と調和した暮らしぶりなどを世界に訴えていくことは考えられますが、しかし、これだけで国を成り立たせていくのはなかなか難しい。
やはり、我が国の一番の強みである「経済」を基本に据えて、これからの厳しい国際競争社会を生き延びていかないといけないんだと思います。
じゃ、どういう経済を目指すか。
①経済活動のメインプレーヤーである「企業」が活き活きと躍動できる社会。そのための法人税などの引下げ。
②活き活き活動した「企業」が、その活動の分配を適切に行う経済。そのために、雇用を拡大した企業に対する控除の仕組みの創設。
③「企業」を支える活力ある人材がどんどん育つ社会。特に、世界に飛び出して活躍できる人材の育成。そのための、公的海外留学プログラムの充実。
④企業活動の恩恵が、地域や中小零細企業まで及ぶ経済。そのための、「地
域・中小零細企業・購入法」の制定。
⑤企業、個人の活動をアジアに展開していくことができる経済。FTAや官民一体的なマーケティング体制の構築。
⑥企業、個人の努力を国や政府が台無しにしない民間主導の経済。そのための財政再建の推進。
とにかく経済に焦点をあてて、自民党らしい政策を打ち出していければと思っています。
もちろん、医療・介護の充実、バラマキではない現金・現物のバランスのとれた子育て支援、日本の伝統・文化の堅持などなど、国民に自民党の姿勢を示さなければならない点は多々あります。
「経済」を背骨におきながら、これらの点で肉付けできればいいのにな、と感じています。
どんなもんでしょうか?

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