2010.05.12
平野官房長官が徳之島の町議会議員の皆さんと本日面会されるそうです。
普天間基地の機能の一部移設への反対だけでない「一つの民意」、つまり「賛成の民意」を聞くためだそうです。
一体何人の議員の方が出席されるのか、よくわかりませんが、何となく釈然としない感じもあります。
これだけ重大な問題ですから、賛否両方の民意が存在するのは当たり前です。そして、もちろん町議会議員の皆さんのなかには、徳之島の生活向上のために基地機能の一部受入れを活用しようという考えの方もおられるでしょう。が、しかし、徳之島の民意は、すでに20000人を越す島民が集結した反対集会や三町長から首相へ届けられた膨大な数の署名によって明らかなはずです。
その巨大な民意を差し置いて、わざわざこの最終局面で何人かの町議会議員と面会するというのは、なにがなんでも徳之島へという首相のメンツを保つためだけに過ぎない、逆に何とも民意を無視した行動のように感じてしまいます。
民意といえば、英国では、労働党が総選挙で敗れ、政権を明け渡すこととなりました。第一党が政権を構成するという自然な形で決着するという意味で、何となくホッとします。
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木原誠二について
木原 誠二
衆議院議員・自由民主党 第20区支部長
自民党選挙対策委員長
5つの基本政策