自由民主党・衆議院議員
木原誠二

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ブログ

2010.05.19

想像力、口蹄疫

本日の新聞の多くは、口蹄疫がトップ記事でありました。昨日のブログでも書いたとおり、実に甚大な問題であります。
この件について、今日、地元東村山の農家の方とお話をしていたら、更に深刻な事態を報告してくださいました。「木原くん、地元産のマンゴなんかも、移動制限がかかって市場に出荷できないという話だよ。問題は畜産だけにとどまらないんだ」。そして、続けて、「そういう想像力が湧かないんだな、政治家は」。
確かにおっしゃるとおりです。政治家にとって、何よりも大切なのは、危機にあって、その問題が及ぼす影響を想像力豊かに思い描き、そして、早め早めに対策ととることです。
その視点にたつと、鳩山政権、とりわけ農水大臣は、政治家失格ではないでしょうか。なにしろ、「自分に反省するところはない」と堂々と言うんですから。
そういえば、昨日のブログには書きませんでしたが、英国では、口蹄疫が発生した際、農水担当大臣はもちろんですが、総理大臣ほか大半の閣僚が、休日や出張をとりやめて翌日にはロンドンに揃っていたものです。
もう一つ、その農家の方がおっしゃたことで印象に残っていることが・・・。「子供手当っていうけど、木原くん、あれは大人手当だよな。だって、何に使ったっていいんだし、財源は、将来の子供へのつけ回しだろ・・・」。
うーん、やっぱり有権者は、本当によく見ていらっしゃいますね。
私も想像力豊かに頑張らねば・・・。