2010.05.24
読売オンラインで見つけたショッキングなニュース。財務省が7月から個人向け国債の新商品を発行するとのこと。
ニュースでは淡々と書かれていましたが、そこには大きな問題が潜んでいるように思えます。
新商品は「3年満期」だというのです。これまでの個人向け国債は10年ものと5年ものの二種類でした。個人向けでない通常の国債でも、これまでの主流は、5年債、10年債、20年債だったはずです。それが、個人向けで「3年債」。
私もそうですが、多くの人は、自分が信頼する人であれば、多少長い期間でもお金を貸すことをためらわないと思います。しかし、どうもこの人は危ない、貸したお金が返ってこないかもと思えば、短期間でしか貸さないはずです。
いよいよ、我が国も信用が落ち込んで、短期間でなければお金を貸してもらえなくなっている、借りられなくなっている・・・。
もちろん外国でも短期の国債はあるわけですが、このタイミングでの「3年物国債」とは、実に象徴的です。
早急に財政健全化の道筋を示さなければ・・・。
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木原誠二について
木原 誠二
衆議院議員・自由民主党 第20区支部長
自民党選挙対策委員長
5つの基本政策