2010.06.29
今日は16:30~受け持っている大正大学の講座で授業をしてきました。
今日のテーマは国際政治の現状。北朝鮮問題やイランの核開発疑惑などの時事的課題はもちろんのこと、特に貧困削減・アフリカ問題について、学生の皆さんにお話しさせていただきました。
どうしてかといえば、世界中がこれだけ豊かになっているのに、依然として、一日100ドル以下で暮らす最貧困層はアフリカを中心として、億人の単位で存在するからです。
こうした状況に対して、世界各国はODAの増加に取組んでいますが、日本だけは、厳しい財政状況の中でODAが減少しています。正に国際社会に対する責任を十分に果たせない状況にあるということです。
そんな中で日本が独自にできることは何か。砂漠でも育つ小麦やコメの開発普及などはもちろんですが、唯一の被爆国として地球規模での軍縮をリードすることは、日本ができる最大の国際貢献ではないかと思います。
なぜならば、世界中の貧困削減は、140兆円に及ぶ世界中の軍事費を1割削減できれば実現できるからです。
私自身、財務省時代には、国際局でODAを担当したことがあります。
そのときの経験などを交えながら話をさせていただきましたが、どんな風に感じてくれたかな?
来週の授業で聞いてみたいと思います。
過去のブログ
木原誠二について
木原 誠二
衆議院議員・自由民主党 第20区支部長
自民党選挙対策委員長
5つの基本政策