自由民主党・衆議院議員
木原誠二

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ブログ

2010.07.25

山林の崩壊 & 2兆円特別枠

昨晩は、盆踊り会場をはしご。

何会場お邪魔したでしょうか、9会場ぐらいだっかな?

一つの会場で、話かけて下さった方の話が面白かったですね。

「木原くん、地方の山が荒れ放題で、土砂崩れが大変なんだよ。もう民間の手ではどうにもならないよ。国が自ら山の整備にあたらないと、日本列島は大変なことになる。」

そうなんですね、地方の山が荒れています。私の田舎の山梨・下部の家の裏山も荒れ放題。間伐もしていないから、木は太く立派に育たず・・・。

その結果、保水作用も小さくなってしまっているのが実態です。

さて、どんなことができるか?

失業率が高止まりしているときですから、国費を投じて人を雇入れて、山林整備にあたる。スギ花粉症がこれだけ広がっている状況ですから、同時に花粉症対策をする。

ちょっと考えて、提言していきたいと思います。

ところで、来年度予算について、民主党から政府に対し、2兆円の特別枠の要望があったとのこと。この2兆円の特別枠は、マニフェスト実現のために使うということのようです。

前回も書きましたが、ここにも数字のマジックがありますね。

2兆円に人々の目を集中させる、再びマニフェストの実現に目を集中させる。でも、実態は、2兆円特別枠を作れば、別のところで2兆円あきらめることになる。そちらの方の2兆円は世論に見つからないよう、目立たないようこっそり落としていく。


もう少し分かりやすくいうと、本年度予算でも、高等学校無償化の実現の裏で、学校の耐震化予算などが、しっかりとした議論もされずに大幅に減額されているわけです。

同様のことが2兆円枠というより大きな規模で起こりかねない。

ちょっと2兆円には注意していきたいと思います。