自由民主党・衆議院議員
木原誠二

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ブログ

2010.09.16

為替介入

為替介入、ちょっとしたサプライズでした。


しかし、よくよく考えてみれば、代表選挙が終わった昨日の時点で介入していなければ、菅政権は「円高に対して感度が鈍い」とのレッテルがついてしまいますから、もう昨日のあの時点しかなかったと言えます。

そして、とりあえず短期的には一定の効果を上げています。

ただ、この単独介入は禁断の果実でもあります。

一度踏み込んだからには、何があっても断固たる決意で、82円の防衛ラインを守らないといけません。しかも、我が国単独で。

今後いくつものハードルが想定されます。米国経済の動向、米国での金利の一段引下げ、そして円高促進の投機的な動き・・・。

こうした一連のハードルに対して、最後まで鉄の意志を貫けるかどうか、今後が問われますね。