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元外務副大臣 自民党 東京都第20選挙区支部長・衆議院議員 木原誠二 公式ホームページ

2010.10.11

尖閣問題から・・・何を学ぶ?

フジタ社員の最後のお一方が無事解放されました。よかったです。

しかし、これで一件落着とするには、あまりに大きすぎる一連の事件でした。

私達はここから何を学べばいいのか。

第一に、「尖閣諸島は日本の固有の領土だ」、このことを口を酸っぱくして、あらゆる機会をつかまえて発言していくこと。今回、中国人船長を国内法で逮捕したことによって、少なくとも外形的には、尖閣諸島は日本の領土だと示したことにはなっていますが、しかし、黙して語らずではだめで、やはり、「尖閣諸島は日本固有の領土だ」ハッキリと口で正式に言わないといけない。

しかも、今回は、その後、一検事の判断で、釈放してしまったわけですから・・・、なおさらハッキリといわなければいけなかったということです。


第二に、自国民が中国に逮捕されたら、それが不法逮捕なのか合法逮捕なのかはともかく、少なくとも今回のように報復措置であると疑われるような場合には、中国側に即時釈放を明確に求めなければならないということ。残念ながら、フジタ社員が逮捕されてから日本政府が中国大使を呼びだしたのは、数日たってからでした・・・。

この二つに共通することは、「黙して語らず」の日本的振る舞い。

私も海外生活12年経験し、そのうち留学で2年、仕事で2年の経験がありますが、私自身もそうであったように、日本人は、どうも「分かりきっていることは言わない」、「言わなくたって分かるだろう」、「回りがこちらの立場はちゃんと考慮に入れてくれる」といった考え方をするように思います。

しかし、自分の立場については、相手から「分かった分かった。もう分かったから」と言い出すくらい、根気よく明確に表明していかないといけないのが、国際社会だということでしょう。

これに加えて、第三に、本当に相手が悪いのなら、あまりあからさまにこちらからすり寄ってはいけないということ。何故なら回りの人が見ているから。少なくとも、正しい方の首相が間違っている方の主席を待ち伏せしてトップ会談をお願いするようなのは、やめた方がいい。しかも、ほんの僅か5分程度の会話で・・・(通訳を入れて、しかも日本語⇒英語⇒中国語という通訳では、30分でも実際の会話は4分の1程度)。

事実、シンガポールのリー・カンユーは、日本の体たらくを見て、アメリカに飛んだという話もあります。


色々学べると同時に、傷の深い尖閣諸島対応だったなと・・・。

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