2010.11.17
防衛省が、自衛隊関連の施設で開催される行事で、政治的発言をする可能性のある人物は招待しないように、各地の自衛隊に通達を出したらしい。
ことの始まりは、今月3日に航空自衛隊入間基地で行われた航空祭の際、地元の自衛隊協力団体の代表が、民主党は全然だめといった趣旨の話をしたことにあるようです。要するに、「民主党批判は許さない」ということ。
しかし、これこそ一般市民の率直な思いの発露ではないでしょうか。しかも、自衛隊の協力団体、自衛隊を応援する一般市民の声です。これを封殺しようとは・・・。
またもや、民主党の独善的体質が顕れました。
振り返ってみると、小沢一郎さんは、中国の次の国家主席といわれる習近平副主席と陛下との面談について、宮内庁長官が苦言を呈したときに、「辞めてから言え」と。 陳情の処理についても、全部を民主党幹事長室でいったん受けると、役所への直接の陳情は許さないと。つまり自民党や公明党や共産党などを経由するものは、最初から門前払いにするということです。
長崎の知事選挙では、民主党を応援すれば予算をつけてやると、時の農水大臣が堂々と発言。
ようするに、何のことはありません、民主党の政治主導というのは民主党独裁ということです。恐ろしいことです。
歴史的にみても、一番こわいのは、柔らかい物腰の独裁者、仮面をかぶった狼です。
この民主政党の本質を我々はしっかりと掴んでおかないといけないと感じます。
他方の自民党は、悲しくなるぐらい民主的、オープンな政党です。先輩の批判をしても誰も文句を言わないし、どんな発言をしても怒られない。ときとして、統率が取れていないという批判も受けますが、独裁よりはいいよなと思うのは私だけでしょうか。
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木原誠二について
木原 誠二
衆議院議員・自由民主党 第20区支部長
自民党選挙対策委員長
5つの基本政策