2011.10.04
久しぶりのブログ!!
朝霞公務員住宅の建設凍結を野田総理が決断しました。
しかし、何となく変な決断ですね。
もともと民主党が自ら事業仕分けで凍結を決めたものを、財務大臣時代の野田総理が自ら凍結解除して、今度は再び凍結を決定。このブレブレの対応、場当たり的な対応、そこも大変問題ですが、私には、あまりに国民を馬鹿にした対応だなと思われて仕方がありません。
国民を馬鹿にした、という意味は、結局、子ども手当てや高速道路無料化で国民を買収しようとした民主党のパフォーマンス的対応と全く変わらないということです。
野田総理の現地視察は15分間だったそうですが、しかも、車内いた時間を除くと実際には10分、10分間の現地視察なんで本当は全く無意味で、テレビに映像を流すためのパフォーマンスでしかありません。
本来、問題は、新規に立派な公務員宿舎が必要かどうかという一点であって、SPをたくさん連れて僅かな時間現地視察をする必要なんて全くないのです。
しかも、その凍結決定は、「5年間凍結」というもの。5年間たって「国民が忘れた、関心がなくなった」頃に、再度凍結解除ということに過ぎません。これほど国民を馬鹿にした対応はありません。しかも、朝霞凍結の裏で、都内23区では新規の宿舎建設が続いています。
わざわざ貴重な時間を使って現地視察をした以上は、「今後一切公務員宿舎は建設しない。危機管理要員としての公務員以外の公務員は民間の賃貸に住んでいただく」というべきだったと思います。
本当の問題は、公務員に官舎が必要なのかという一点なのです。何故、官舎ではなく住居手当で普通の民間の賃貸アパートではいけないのか?
結局、この本当の問題には、野田総理は口をつぐんだまま。どっちの立場にたってもいいけれども、そのことをはっきりしないといけないはずです。
残念な対応でした。
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木原誠二について
木原 誠二
衆議院議員・自由民主党 第20区支部長
自民党選挙対策委員長
5つの基本政策