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2013.05.06

出張報告② ~英語&セキュリティー~

 今回の米国出張で感じたもう一つ大切なことは、やはり英語で対応するということの重要さです。

 今回は、例えば、ラムズフェルド元国防長官、シーファー元駐日米国大使、ミネタ上院議員をはじめとした政治家の方、ブルッキング研究所のブッシュ上級研究員、戦略国際問題研究所(CSIS)のグリーン学長をはじめとした学者の方など多くの方とお会いし、最終日には、コンファレンスでパネリストも務めたわけですが、通訳を入れずに全てを英語で行いました。

 いずれも厳しい議論、質問がありましたが、日本語なら、上手くごかましたらり、かわしたり、話題を変えたり・・・、しかし、英語だとごまかしがきかない、少しでも論理的飛躍や飛躍があると、隠しようがありません。

 日本語では説明できても、英語になると・・・、そういう時は、やはり我々の政策に若干の隙があるということで、その意味で、政治家が、時として海外に出て、日本語でない言語で、日本のことを説明し、議論することが大切だと感じました。

 実は、政治家になって8年、海外に出たのは今回がようやく3回目で、しかもGW中に海外に出たのは初めてのことでしたが、今後は多少、そういう機会も増やしていきたいなと考えております。

 もう一点、セキュリティー。やはり米国はセキュリティーが厳しい。

我々のようなペーペーの議員はともかく、大臣クラスでも国務省や議会に入るには厳しいセキュリティーチェックを受けていました。ちょっと面白かったのは、日頃チェックする側でチェックされることに慣れていないからでしょうか、大臣クラスの方々に付いてきているSPの方が一番長くセキュリティーにひっかかってしまっていたこと。

 それはそれとしても、ちょっと考えてみると、日本では、こういうことは無いのではないでしょうか。米国の大臣クラスとそのSPを役所や国会の入り口で長時間セキュリティーチェックしたら、「大変だ」、それが日本人の感覚。


 やはり日本人はお人好し過ぎるんだよな・・・、あらためて実感した、SPのセキュリティーチェックでした。

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