自由民主党・衆議院議員
木原誠二

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ブログ

2016.01.03

今年の抱負

昨日は一日ゆっくりと休ませていただいて、今日(3日)から地元挨拶回りなど始動。明日からは、早くも国会スタートです。

 

さて、今年は、経済成長を本格化させる大切な一年であり、経済・財政を専門とする自分としても、積極的に役割を果たしていきたいと思います。とりわけ、地元5市において、市の行政単位を超えた連携事業を起こし、地域・街起こしに取り組んでいきたいと思います。

 

その上で、外務副大臣として、以下の3つを中心に全力投球していきます。

 

第一に、国連安全保障理事会改革。

今年は、国連創設70周年。戦後70年を経ても、国連安保理は依然として拒否権を持つ「米英仏露中」五か国の安保理常任理事国による体制が続いています。しかし、国連創設時と70年後の現在では国際社会の情勢は大きく変化しています。アジアの成長は著しく、アフリカや中南米の発展も目覚ましいものがあります。こうした変化を適切に反映するための改革が求められています。具体的には、安保理の常任理事国・非常任理事国、双方の拡大です。70周年の今年を逃せば、チャンスは再び10年は巡ってきません。

折しも、日本は、この1月から非常任理事国に就任し、今年はG7サミットの議長国も務めるなど、国際社会をリードするポジションにありますから、国連改革にも積極的に取り組みたいと思います。

 

第二に、更なるODA改革。

お陰様で来年度予算では、久方ぶりにODA予算が増額されます。国際社会における日本の存在感を示す上では大変重要なステップ・成果です。他方で、増額されても、そのODAが有効に活用されなければ、それこそ宝の持ち腐れです。とかく日本のODAは時間がかかる、手続きが煩雑などの指摘を受けることがあり、ことしも使い勝手のよいODAに向けて地道な制度改革を進めていきます。その上で、ドルベースでのODA(借款)供与などにも前向きに取り組んでいきたいと思います。

 

第三に、対アフリカ外交の推進。

今年は、日本とアフリカの間の国際会議、TICAD(アフリカ開発会議)が、初めて日本ではなくアフリカで開催されます。人口が急増し、資源豊かなアフリカは21世紀をリードする可能性を秘めた地域です。アフリカの成長・可能性を日本の成長に取り込めるよう、アフリカ外交を積極化したいと思います。

 

以上、今年も誠心誠意、全力疾走します。