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元外務副大臣 自民党 東京都第20選挙区支部長・衆議院議員 木原誠二 公式ホームページ

2010.12.03

対中国は中小企業だ

中国領土内で投稿する最後のブログです。
北朝鮮問題もさることながら、今回の訪問で確認したかった最大の点は、日本経済を今後どうしていくかということ。
中国経済が今後10年ぐらいでかなりのピンチにぶつかるであろうことは、先日のブログで書きました。
他方の日本は・・・。私の結論は、「キーポイントは中小企業」です。言い古された意味ではなくて、「対中国」という意味でこそ、日本の強みは中小企業にある。
中国の強さは何か。大量の安い労働力を活用した大量生産、組み立てです。
そして、トヨタであれ、東芝であれ、大企業の競争力の源泉はassemblyつまり組み立て。もちろん、個々の大企業は高い技術力を持っています。しかし、大企業として生き延びていくためには、「assembly、組み立て」で強さを発揮しなければならない。
そのためには、大企業はどうしても、大工場としての中国が必要になるのです。
でも、中小企業はそうではない。日本の中小企業は、安い人件費に支えられているわけではなくて、あるいは大量生産によるコストカットで戦っているわけではなく、技術力で戦っているのです。
中小企業は、海外に工場を持っていったりする必要なんて全くなくて、高い値段のまま中国に売りつければいいのだと・・・。そして、中国はその高い商品を買わざるを得ないのです。
大企業の多くが、「海外へ本部を動かさなきゃ」、「このままじゃ空洞化する」などと騒ぐけれども、それは大企業の大半が技術はもちろん高いんだけれど、その魅力というよりは組み立て力や最終製品の仕上がりで勝負しているから、そうなるのです。
中小企業は違います。今こそ、中小企業が世界に打ってでるときだと・・・、それを政府が支えるときです。その方法については、また、日本に戻ってから・・・。

この記事へのコメント

  • 竜の柩さん 2010年12月4日 01:07

    「大企業の大半が技術はもちろん高いんだけれど、その魅力というよりは組み立て力や最終製品の仕上がりで勝負しているから…」とのコメント、蓮舫と同じレベルでとても残念。やはり政治家の皆さんにとって、技術の本質を理解するのは無理?
    企業の勝負どころは、世界中で必要とされるような製品を開発するための技術力であり、組立て力や仕上がりのような見た目ではないのです。
    企業にとっての中国はあくまでもコストを下げるためだけの手段であり、極論他国でもいいのです。今後、人件費も大きく上がり、また国際的な特許等の法律も守れない中国にずっと依存するつもりの企業はないでしょう。(ただ、製品市場としての魅力は大きい…)
    一方、日本の中小企業がなぜ大きくなれないのか。それは、単純にその技術を必要とする需要が小さいから。海外に工場を持っていかず高い値段のまま中国で売れるなんて事は成り立つのは、高価でも相手に与える影響が非常に小さい場合。
    確かに日本の中小企業の技術力は非常に優れていますが、それに対する需要が世界的に大きくなれば、誰かがその技術を誰でも使えるように開発します。技術力とはそういうものであり、一番大切なのはその技術を世界に先駆けて誰が開発するのかという事。
    「大企業の多くが、「海外へ…」、「空洞化」などと騒ぐ」といかにも不当のように書かれていますが、技術とは、100回失敗してようやく1つの成果を得るといったものであり、いわば無数の無駄な努力の上に成り立っているもの(必要なお金も半端じゃない)。事業仕分けのような目先の効率だけで考えているような方々にはとても理解できない世界でもあり、現在の日本では、その無駄といわれる努力をできる環境(政府の支援)がほとんどないのです。
    日本人は手先が器用で勤勉で、米国の最先端技術を真似てきたにも関らず、なぜ、戦後60年以上もたった現在においても、米国の技術力を超えられないのか?日米の政府の支援の違いがそのまま顕著に現れているのでは。
    一度、サイエンスに対する支援の規模をお調べになれば、少しはサイエンスに対する認識も深まるのではないでしょうか?そうすれば、中小企業に頼る=市場規模の小さいところに頼るということであり、その結末は・・・容易に想像がつくことでしょう。

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