2011.04.10
大連立については、自民党側の「菅総理が居残った形では無理」という至極当然の対応で、いったんブレーキがかかっています。 ただし、これまで繰り返しこのブログでも書いていたように、①当面解散総選挙ができない、②今回の大震災の影響は、直接の被災地である東北地方にとどまらず日本経済全体に及ぶ、という二つの理由で、私自身は、やはり大連立によって政権の枠組みを転換しなければ、日本の将来が危ないと思っていますので…
2011.04.07
震災復興の具体的方策・提言について書こうと思いましたが、その点は次回に・・・。 昨日のブログの中身に対して、「大連立なんかやって、日本の民主主義を壊すつもりか」、「解散総選挙に追い込むべき」、「そんなにポストと予算がほしいのか」などなど、いくつか厳しいご意見をいただきました。 いずれのご意見・ご指摘も、襟を正して聞かなければならないものばかりです。ありがとうございました。 ただ、一つだけ事実を確認…
2011.04.06
前回のブログで、大連立について、①総理経験者や派閥領袖クラスの復権のために使われてはならない、②政治家のポストのバラマキであってはならない、ことを指摘させていただきました。 しかし、そのことはそのこととして、基本的には、大連立も止むを得ないかなと思っていました。 ところが、谷垣総裁、連立拒否との報道が昨晩遅く流れました。 率直にいうと、残念な気がします。 このブログでも紹介したように、3月25日~…
2011.04.02
今日は、大連立構想についてひとこと。 その前に、子ども手当について再度一言。様々なご意見をいただきました。私のこのブログに皆さんが真剣に意見表明していただき、本当にありがとうございます。 繰り返しになりますが、子ども手当であれ児童手当であれ、家族関係支出を増やすことは必要なことです。現役の議員時代からこの主張は変わりません。何しろ、家族関係支出が対GDP比で僅か0.7%というのは余りに低すぎるから…
2011.03.31
子ども手当てについて、何人かの方からコメントをいただいていました。あらためて考えを整理しておこうと思いながら、被災地支援などでドタバタしてしまいました。福島から戻り少々落ち着いたので・・・ 被災地復興財源として、子ども手当、高速道路無償化などバラマキ政策をやめるて財源として充てるべきだと提言していることについて、子ども手当てはバラマキではないし、年少扶養控除が廃止されており廃止は駄目だ、といったお…
2011.03.30
(続き) 第四に、政治・行政の責任逃れ体質。 今回、我々は、5トン近い支援物資を市役所や県庁を通さず、直接避難所に届けました。自民党がこういう活動ができるのは、自民党が圧倒的に地域に根をはやしているからです。今回、我々の行動を導いてくれたのは、現在は落選中ですが福島市・南相馬市・相馬市などを選挙区にする亀岡前衆議院議員と各市の自民党市議会・町議会議員団が手引きをしてくださったからです。そして、明ら…
(続き) 第三に、地域力。相馬市では、津波が到着するまでに数十分の時間があったことが幸いして、消防団が街中を回って、住民を避難させました。しかし、消防団長は、もう少しで津波到着ということを知りながら、まだ残っている市民を救いに街へ敢えて降りていって津波に飲み込まれました。消防団員の行方不明者は当初7名、5名の団員が遺体で発見され、依然として消防団長と副団長が行方不明のままです。同様のことが警察官に…
25日から28日朝方まで福島県福島市、相馬市、南相馬市へ、支援物資を届け、行方不明者の捜索活動に参加するため、同僚議員6人とともに出かけてきました。 あまりの悲惨な姿に呆然としました。あらためて、亡くなられた方々にお悔やみ申し上げますとともに、被災された皆様にお見舞い申し上げます。 活動は逐一ツィッターでも報告してきましたが、あらためて、今回、被災地で活動をして感じたことを数点にまとめて記録に残し…
2011.03.25
30分後に同僚議員とともに党本部出発。被災地への支援物資を積んだ トラックとともに、福島原発北の福島県南相馬市に向かいます。 3日間の日程。初日は支援物資配り、明日以降は、捜索隊への参加+炊き出しのお手伝い。阪神淡路大震災以来の現地入り・・・。足手まといになることだけは厳に慎み、活動をしてこようと思います。 被災地の現状を知ることで、東京で何ができるかより深く考えるきっかけになりますし、地元の防災…
2011.03.20
本日は街頭で募金活動を実施。何人かの方々から、「谷垣さんは何故協力しないのか」とのお叱りを頂戴しました。 そこで・・・。私の考えるところをちょっと一言。 今、この国難の状況にあって、そして被災地の深刻な現状を目の当たりにして、我々がなすべきことは何か?党派、主義主張を超えて、全国民が一致団結することであることは論を待ちません。そして、その体制は徐々に出来つつあると私には感じられます。例えば、統一地…
木原誠二について
木原 誠二
衆議院議員・自由民主党 第20区支部長
5つの基本政策
人間中心の持続可能な資本主義の構築 「高齢者」も「若者」も「子ども」もの社会保障改革 地域の暮らしを改善するデジタル化の推進 自然災害や感染症に強い、国民を守れる国づくり 世界を主導するソフトパワー外交