2009.06.11
民主党の管直人代表代行が「事務次官と民主党との会議」を要求しているそうです。 これは、英国で総選挙前に行われている仕組みです。ただし、それには前提があります。英国では政と官の接触が厳しく制限されているということ。拙著「英国大蔵省から見た日本」に詳しく書いてありますが、英国での政と官の接触制限は、大変厳しいものがあります。政府与党は官僚組織とその情報・叡智を自由自在に使える分、税金による助成や公用…
2009.06.03
昨日の国会で、正式に会期を55日間延長することが議決されました。衆議院議員の任期が9月10日ですから、「いや~、ここまで来てしまったか」というのが正直な感想です。 しかし、ここまで来てしまっても、麻生総理には、自らの考えで、タイミングを見てしっかりと解散を打っていただきたいと思います。何といっても、総理の最大の権限の一つが「解散」ですから。 ただし、その前に、麻生総理として、自民党として、「何…
2009.06.02
今週は、公務員制度改革について、中川秀直議員や塩崎恭久議員などとともに、署名集めなどを通じて、少し精力的に動きたいと思っています。 「天下り全廃」という言葉が花盛りです。しかし、前々から説明していますが、「天下り」は「お願いしてやってもらっている」というのが現実です。 公務員の場合、身分保障がありますから、そのままにしていれば、全員が定年まで仕事をし、定年まで毎年給料と役職が上がっていってしま…
2009.05.30
ちょっと前の話になってしまいますが、麻生総理と鳩山代表の最初の直接対決、党首討論・・・。 結果は、私は、麻生さんの勝利かなと感じましたが、それにしても、どっちもどっちだったように思います。 麻生総理が冒頭「どちらが総理にふさわしいか競いたい」と持ち出しましたが、麻生総理は現総理なのですから、そんなこと総理の方から言い出す必要など全くなくて、堂々と王者の風格で、政策論争をしていただきたかったと思…
2009.05.21
臓器移植法改正についての議論が熱を帯びています。従来のA案~C案に加えて、D案も提出され、現在、4つの改正案が俎上にのぼっています。 改正案を正式に議論する衆議院厚生労働委員会の委員の一人として、これまでも、悩みに悩んできました。 しかし、一つはっきりしていることは、移植ツーリズムといわれるような、我が国の国民が海外へ多額のお金をかけて治療に出かけている現実に対しては、政治として、責任をもって…
2009.05.18
民主党の代表に鳩山由紀夫さんが就任。しかし、驚いたのは、小沢一郎さんが代表代行で執行部に残り、しかも選挙担当だということ。 わが自民党だって、説明責任が果たされていないところが多々あるし、同じような体質もあるから、あまり、多党のことをとやかく言ってはいけませんが・・・。それよりも、自らの襟を正すべきですが・・・。 ただ、私は、小沢一郎さんという人には、特別な思い入れがあります。何故か…
2009.05.12
昨日夕方、小沢代表が突然辞任されました。 第一報が入ったときは、丁度地元でミニ集会をしていまして、ビックリしました。 他党の党首のことですし、私ども自民党も党首というか総理が突然辞任することが続きましたので、偉そうなことは言えませんし、我々がとやかく申し上げることではありません。ただ一点、ご自身の巨額献金の問題については、もう少し説明があってもよかったのではないかと率直に感じました。 他党のこ…
2009.05.08
2009.05.04
今朝は、いただいたコメントのいくつかに、ちょっとコメントしたいと思います。 先ず世襲制限についてですが、これは、法律で規制するようなものでも、規制すべきものでもないと思います。たまたま父親が国会議員だったから、自分が父親と同一の選挙区から国会議員になれないというのは、やはり憲法が定める職業選択の自由に反するからです。したがって、どうしても、父親や祖父母と同じ選挙区から立候補したいという方は、無…
2009.05.03
今日は、62回目の憲法記念日。 私は、40回目を数える「新しい憲法を作る国民大会」に出席し、憲法改正についての所信を講演させていただきました。 2年前に国民投票法が成立し、来年はいよいよ国民投票法が実際に施行されることになりますが、残念ながら、憲法改正の機運は必ずしも盛り上がっていません。 しかし、新しい時代に即して、憲法も衣替えをしていくことは急務です。それは、別に9条にのみとどまる問…
木原誠二について
木原 誠二
衆議院議員・自由民主党 第20区支部長
5つの基本政策
人間中心の持続可能な資本主義の構築 「高齢者」も「若者」も「子ども」もの社会保障改革 地域の暮らしを改善するデジタル化の推進 自然災害や感染症に強い、国民を守れる国づくり 世界を主導するソフトパワー外交